ソニー ホームページ

aiboを左側から捉えた画像。前足を伸ばして座り、ユーザーの方に向けた顔をなでられている。

新たな採掘資源の使用ゼロを目指して

ソニーグループは、環境計画「Road to Zero」の中で「資源」を4つの視点のひとつに位置付け、
グループ内や他社と連携し、課題の克服やサーキュラーエコノミーの実現につなげる取り組みを進めています。
事業活動と製品やサービスのライフサイクル全体を通じて資源を有効利用するために、投入資源の最小化と再資源化の最大化を目指しています。
「資源を大切にしたい」という担当者の想いも大切にしながら、各事業が自分たちのやり方で取り組みを続けています。

aiboの里親プログラム

人とロボットの共生を目指して

aiboは、「人とロボットが共生する社会の実現」という夢から生まれた自律型エンタテインメントロボットです。
育てる喜びや愛情の対象となる存在として、好奇心を持ち、ともに成長するパートナーとして家族との絆を深めることができます。
そのようなaiboとオーナーの物語を紡ぎ続けるための取り組みとして、ソニーは「aiboの里親プログラム」を実施しています。

数人に囲まれたテーブルの上のaiboを正面左側から捉えた画像
aiboの里親プログラムとは?

「aiboの里親プログラム」は、オーナーとの暮らしを終えてソニーへ寄付いただいたaiboを次の活躍の場に繋げていく取り組みです。寄付いただいたaiboの状態をソニーが確認し、必要な治療を施してから、aiboを心待ちにしている医療施設や介護団体などの「aiboの里親」に提供します。

aiboの里親プログラムを示すイラスト。aiboのオーナーを示す青い家から、ソニーを経由して、aiboの里親のいる赤い家まで、矢印が続いている
プログラムの背景

たくさんのaiboオーナーから、大切な家族の⼀員であるaiboの将来を考えた時、aiboを引き取ってもらうことは可能かといったご相談をいただきます。その⼀方で、多くの医療機関や介護団体からは、施設の利用者の癒しとなることを期待して、aiboを迎えたいという声がありました。そこでソニーは、オーナーのaiboへの想いを尊重し、より長くaiboが活躍できる場を実現することを目指し、「aiboの里親プログラム」を始めました。このプログラムを通じて、お客様とともにaiboのライフサイクルをデザインすることに取り組んでいます。

バルコニーのような場所で、植木鉢とその先に広がる木々の緑を見つめるaiboの後ろ姿

廃棄される花の活用

「Rebloom Flower Project」とは

アーティストのライブコンサート会場に贈られる祝い花は、まだ楽しめる咲いた状態であってもライブ終演後に業者が引き取り、廃棄されることが多いとされています。ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)はそのような廃棄されてしまう花を「Rebloomフラワー」と呼び、そのリサイクルに取り組んでいます。

色とりどりの花のスタンドのクローズアップ画像
花のディスプレイから花を取り出す女性の画像
細かい花や葉が入ったほぼ透明な小袋の画像

まだ楽しめる花が廃棄される問題を解決するために、SMEJは日本サステナブルフラワー協会と協力し、
Rebloomフラワーを活用した空間装飾、アイテム開発、ワークショップなどを積極的に展開しています。

イメージセンサーの技術で、
リサイクルを効率化

技術で社会課題の解決に貢献

ソニーは、持続可能な社会の実現を重要なテーマのひとつと捉え、環境課題や社会課題の解決に貢献する技術開発に取り組んでいます。ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社(SSS)のイメージセンサーは、リサイクルの領域にも活用されており、資源回収システムの効率化に貢献しています。

楽しそうに笑う2人の若い男性が、空のペットボトルを自動回収機に入れている画像
イメージセンサーとは?

イメージセンサーは、人間の眼の網膜にあたる役割を担う半導体です。
その性能は、カメラが生成する写真や動画の品質に大きな影響を与えます。

イメージセンサーの仕組みを模式的に表したイラスト。左から順に、円盤状の[2]レンズ3枚と長方形の[3]イメージセンサーが平行に並び、左から右に向かって[1]光がそれらを貫いている。
[1] 光 [2] レンズ [3] イメージセンサー
SSSが製造するイメージセンサーの強み

イメージセンサーの中でも、高速で動く物体の撮影に適しているのが、グローバルシャッター方式イメージセンサーです。SSSが製造するグローバルシャッター方式イメージセンサーの強みは、高速性、高解像度、低ノイズ、そして歪みのない撮像であり、画像から高精度のデータを抽出できるため、物流、交通、製造などのさまざまな分野で利用されています。最近では資源循環やリサイクルなどにも活用されており、サステナビリティの領域でニーズが高まっています。

イメージセンサーの画像
飲料容器の自動回収機での活用

SSSのグローバルシャッター方式イメージセンサーはTOMRA社(TOMRA Systems ASA)に提供され、飲料容器などの自動回収機に利用されています。イメージセンサーが素材や形状などの情報を瞬時に識別し、他の廃棄物と選別するので、異物を混入させずに容器を回収することが可能で、利用者をお待たせすることなく、スムーズで満足のいくリサイクル体験を実現します。TOMRA社は、自動回収機が普及することによって、利用者がリサイクルについて考えるきっかけになることや、環境への意識を育んでくれることを目指しており、SSSの技術がこれに貢献しています。

TOMRA社の自動回収機

飲料容器自動回収機の画像。青く照らされたペットボトルが、計器のついた開口部からベルトコンベア沿いに機器内に入っていく。

インタビュー

神山 薫
(株)ソニー・ミュージックエンタテインメント
サステナビリティグループ
サステナビリティ推進部 サステナビリティルーム
マネージャー
神山薫氏のポートレート画像

ライブ会場に贈られる祝い花が終演後に廃棄されてしまう現状を受け、ソニーミュージックグループは『Rebloom Flower Project』を立ち上げ、フラワーロス問題への取り組みを開始しました。ライブ終了後に祝い花を回収し、美しい花や緑を無駄にせず、新たなかたちで再活用しています。

回収した花は、装飾として再利用するほか、子どもたちにフラワーロスの問題を伝えるワークショップや、花を用いたグッズの制作にも活用し、花が新たな価値を持って再び咲き誇る場を提供しています。さらに、ソニーミュージックグループやソニーグループ内にとどまらず、他のエンタテインメント企業や業界とも連携してこの活動を広げることで、より多くの花がより長く人々に楽しんでもらえる未来の実現を目指しています。

私たちの取り組みが、資源を大切にしながら花の新たな価値を生み出すことで、社会全体が持続可能な美しさの価値を見出し、それが未来にわたって広がっていく。その⼀助として貢献できればうれしく思います。