さぁ、自然を感じる毎日へ

たとえば、道端の緑地でも、じっくり観察してみると
そこに暮らす生きものたちの「いのち」の輝きを発見できます。
そんな自然を感じる心を持てば、毎日はもっと楽しくなります。
ソニーは「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」を通じ、
自然の中の「わぉ!」な感動と出会える機会をお届けします。

自然観察会などのイベント情報を
Facebookで発信中!
詳しくはこちら

わぉ!わぉ!
生物多様性プロジェクトとは?

生物多様性を守るには、多くの人が自然を好きになることが大切。
その思いから、ソニーと環境NGOである日本自然保護協会(NACS-J)が協働で立ち上げたのが、
この「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」です。
「わぉ!」という言葉は、自然のおもしろさや不思議に触れたときの感動を表したものです。
この「わぉ!」な感動を多くの人に伝え、みんなで共有することで「わぉ!わぉ!」という大きなムーブメントに育て、
生物多様性の保全につなげていきます。

生物多様性とは?

地球上には多様な生きものが暮らしています。そのすべての生きものたちには個性があり、互いに支えあい、つながりを持つことで全体として調和しています。生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのことをいいます。
そして、生物多様性の豊かさが自然の恵みとなって、私たちの暮らしや文化を支えています。しかし、生物多様性は地球規模で危機的な状況にあり、その保全が求められています。

活動内容

自然観察会や保全活動などの自然に触れる「体験」と、フォトコンテストやFacebookによる発見や感動の「共有」。
この2つの側面から、多くの方に自然のおもしろさや大切さを伝えています。

自然観察会や保全活動の
体験

  • 一般参加OK
  • 全国各地で開催

フォトコンテストやFacebookによる
共有

  • みんなの自然体験を募集・シェア
  • 全国の自然観察会をレポート

自然観察会は3つのユニークなテーマで開催

  • 「センス」をフル活用!植物の匂いをかいだり(嗅覚)、手で触ったり(触覚)、五感をフルに活用します。
  • 「くらし」再発見!落ち葉焚き体験やご当地野菜の収穫体験など、自然と人がともにあるくらしを体験します。
  • 「いとなみ」に注目!セミの羽化や、カエルの産卵など、自然の生きものが織りなすいとなみを観察します。

参加方法

どなたでも参加できます。公式Facebookページでは、自然観察会の開催告知や、フォトコンテストなどのイベント案内、
わぉ!博士による知って楽しい生きもののまめ知識などを配信します。ぜひ、「いいね」して、フォローしてください。

わぉ!な生きもの
フォトコンテストの開催

わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクトでは、自然と触れあうなかで見つけた、
生きもの(植物・動物)の写真を対象にしたフォトコンテストを毎年開催しています。
これまでの優秀作品や募集要項など、下記のバナーからぜひご覧ください。

わぉ!な生きものフォトコンテストのページへ

これまでの活動記録

「自然を想う心を育てたい」その願いをもとに、ちょっとユニークな自然観察会や保全活動を開催しています。
これまでに、たくさんの方が参加してくれました。その活動記録を紹介します。

    もっと見る

    わぉ!博士の生きものまめ知識 わぉ博士「Facebookでも、生きもののおもしろい生態を紹介しているぞ」

    わぉ!博士の生きものまめ知識 わぉ博士「Facebookでも、生きもののおもしろい生態を紹介しているぞ」

    紅葉や黄葉のしくみを知っとるかい?

    紅葉や黄葉のしくみを知っとるかい?

    撮影:足立高行さん
    街路樹や公園で見かけるナンキンハゼ

    モノトーンの冬の前に、惜しむかのように色づき落ちる葉。なんとも美しいなあ。葉っぱには緑黄色野菜というように、緑色の葉緑素クロロフィルと、黄色の色素カロテノイドが含まれておるんじゃ。それが秋になるにつれ、緑色のクロロフィルが役目を終えて分解され、黄色のカロテノイドが浮かび上がって黄葉になるんじゃ。一方、紅葉は葉っぱに残った糖が日光で分解され、赤い色素アントシアンができるから赤い葉っぱになるんじゃよ。

    ニホンカナヘビは、爬虫類界の百面相じゃ!

    ニホンカナヘビは、爬虫類界の百面相じゃ!

    撮影:髙野啓子さん
    日本固有種のニホンカナヘビ、よーくみると小さな恐竜みたいじゃの

    カナチョロ、カナチロ、カナゲチョロ、カナヘチョロ、カナンケ、カマギッチョ、カマゲッチョ、カガメンチョ、カラヘビ、ヘビノオバサン、ヒサムシ、ヒチブ、アラスズメ…。実はこれ、ニホンカナヘビの地方名で日本各地に約100もあるそうじゃ。全国の方言を集めた「日本言語地図」をみると、東日本に「カナ…」「カマ…」が偏っていて、興味がつきないのー。土地のくらしのなかで名付けられ、親しまれ、それが伝わる。これも生物多様性ではないかい。

    幕末の新選組とチョウの意外な関係?

    幕末の新選組とチョウの意外な関係?

    撮影:Taeko Furutaさん
    細かく羽ばたかず、ふわふわと飛ぶ姿もアサギマラタの魅力じゃ

    写真のチョウの名前は、アサギマダラ。羽の模様の少し透かしてみえる淡い水色が、「浅葱(あさぎ)色」に似ていることから、そう名付けられたそうじゃ。この「浅葱色」は蓼藍(たであい)で染めた淡い藍色のことで、幕末の新選組の羽織もこの「浅葱色」に染められておったんじゃ。また、アサギマダラは海を渡るチョウとしても知られ、夏から秋にかけて、日本の本州の高原から南の島まで数千キロも旅するんじゃよ。

    この幼虫、どっちが頭かな?

    この幼虫、どっちが頭かな?

    撮影:髙野啓子さん
    個体ごとに微妙に模様や色合いが違うのも、スズメガの特徴じゃ

    これはセスジスズメという蛾の幼虫。ピンとアンテナを張ったUFOみたいな体で、ツノを振りながらモソモソ前進する姿がなんともカワイイんじゃ!さて、どっちが頭かな?何でツノを持っているんじゃろか?このツノは「尾角」と呼ばれおしりについているもんで、反対側が頭なんじゃよ。ツノの役割はよく分かっていなくて、鳥に「食べてもおいしくないよ」という警告のためとか、ツル植物に似せるための擬態だとか諸説あるんじゃよ。

    フクロウの鳴き声を聞いたことがあるかい?

    フクロウの鳴き声を聞いたことがあるかい?

    撮影:篠原 悟さん
    フクロウは生態系の上位種なので、里山環境の指標種にもなっているんじゃ

    「五郎助、奉公」。昔の人は夜空に聞こえてくるフクロウの声を、こんな風に聞きなした(表現した)んじゃ。実際の鳴き声は「ホッホゥ ゴロッスケ、ホッホォー」と聞こえるんじゃ。フクロウはネズミやヒミズ(モグラ)、寝ている野鳥などを捕まえて食べる夜の猛禽類。獲物が動くかすかな音から、場所を正確にとらえるために耳の穴の位置や構造が左右で違っていて非対称なんじゃぞ。愛嬌のある顔にも自然のなかで暮らすしくみを備えているんじゃなー。

    天敵をだませ!アゲハの幼虫の知恵

    天敵をだませ!アゲハの幼虫の知恵

    撮影:遠藤 久さん
    チョウの幼虫は食べる植物が決まっているんじゃよ〜

    まだ小さなアゲハの幼虫は、こんな白と黒の模様をしておるんじゃ。何かに見えてこないかい?そうそう鳥のフンじゃ!これで天敵の目をだましているんじゃよ。厳しい自然のなかで生き抜く賢い知恵じゃな。ところで、アゲハの幼虫が成長すると胸のところに目玉模様がでてくるんじゃ。ちょっと体をつつくと独特の甘い匂いを出すんじゃが、見たことないかの?こうやって身を守って成長する幼虫はたくましいのお〜。

    観察に役立つソニー製品

    何気なく通り過ぎている道端の緑地や公園も、たくさんの生きものであふれています。
    身近な自然で、生きものたちの暮らしをのぞいてみませんか。自然観察の楽しみを広げるソニー製品を紹介します。

    自然のなかは、「わぉ!な瞬間」がたくさん、
    生きものたちを撮って、みんなに見せよう!

    自然観察の際は、高性能なカメラが役にたちます。
    小型軽量で持ち歩きやすく、生きものの撮影に便利な機能が満載なのがソニーのカメラ。暗い所でも明るく撮れる高感度機能を使えば、フラッシュを使わずに夜行性の生きものもしっかり撮影できます。接写機能を使えば、小さな昆虫なども顕微鏡で見たように細部まで高精細に撮影できます。

    自然のなかは、「わぉ!な音」がいっぱい、
    生きものたちの音をつかまえてみよう!

    自然のなかで耳をすませてみるのも、自然観察の楽しさの一つ。
    そんなとき生きものたちの音を録音するのに便利なのが、ソニーのICレコーダー。携帯しやすいコンパクトサイズながら、ハイレゾ録音再生に対応。カエルやスズムシの鳴き声や、いろいろな鳥のさえずり、木立を抜ける風の音まで臨場感にあふれた高音質で録音できます。

    写真撮影、録音時のフィールドマナーについて

    • 餌付け、鳥の声を流すなど人為的に生きものを呼び寄せての撮影・録音はやめましょう。
    • 野鳥の繁殖の妨げになるため、抱卵期や育雛期の野鳥の撮影・録音はやめましょう。
    • 撮影・録音する場所が、立入りが制限されていないか確認しましょう。
    • 集団で撮影・録音するのは、住民や他の利用者の方に迷惑になる場合があるので、気をつけましょう。

    わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクトは「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が推奨する事業として認定を受けています。
    UNDB-Jの詳細はこちらをご覧ください

    生物多様性アクション大賞2016の詳細は、
    活動レポートをご覧ください