IAUD国際デザイン賞
2024
IAUD国際デザイン賞とは
ユニヴァーサルデザイン(UD)の普及と支援のために
一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(International Association for Universal Design)によって
2010年に創設された「IAUDアウォード」は、2018年度より「IAUD国際デザイン賞」と名称をあらため、
民族、文化、慣習、宗教、国籍、性別、年齢、能力等の違いにかかわらず、"一人でも多くの人が快適で暮らしやすい"UD社会の実現に向けて、
特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を国際的に表彰しています。
「IAUD国際デザイン賞」は、多様性と包摂性、人権や人間性を尊重した安心・安全な社会、自発的かつ持続的な対話、
世代を超えた知恵と技の継承などに配慮した持続可能な共生社会の創造を到達目標としています。
「IAUD国際デザイン賞2024」では、「斬新で躍動的な、UDの新境地を開くものであること」、
「市場から排除されがちな障がい者等との密接な関係を基にした質の高いユーザー中心の研究が認められること」、
「特定のユーザーグループが技術革新から取り残されないよう配慮されていること」
「企業の全社的なビジョンと継続的な改善計画に基づいたUDへの長期的組織的実践が示されていること」などを審査基準とし、
国内外の学識経験者、ユニバーサルデザイン専門家、有識者等から構成される審査委員会により、厳正な審査が行われました。
-
IAUD国際デザイン賞2024 金賞
(共創デザイン部門)CEATEC 2023 Sony's Booth
CEATEC 2023に出展したソニーのブース。アクセシビリティに配慮した製品・サービスやインクルーシブデザインの取り組みを展示しました。オープンで誰もが入りやすく回遊性のあるブースを設計。什器と床の色のコントラスト、会場グラフィックの視認性、什器の高さや角度、通路幅などあらゆる面において障がい者や有識者の意見を聞きながら共に創り上げました。
審査委員のコメント
展示会をアクセシブルデザインの評価プラットフォームとして活用することで、ユーザーフレンドリーで誰もが利用しやすいソニーブランドと製品をサポートするという、巧みなアイデアです。この展示デザインガイドラインが今後のソニーのブースのテンプレートとなれば、より多様な顧客層を迎え入れることで競争力を高め、同時にソニーブランドをアピールすることができるでしょう。
-
IAUD国際デザイン賞2024 金賞
(プロダクトデザイン部門)ゆる楽器「ハグドラム」
誰もが一緒に演奏できるインクルーシブな打楽器「ハグドラム」。聴覚に障がいのある方の「音楽を楽しみたい」という声をもとに、リードユーザーやミュージシャンの協力を得て、音を光と振動で表現する楽器のデザインに挑みました。
審査委員のコメント
誰もがすぐにドラムの演奏に参加したいという気持ちになります。聴覚障がい者がごく自然に、対等なレベルで参加できることを示す感動的なデモンストレーションです。ソニーが仕掛けた共創のプロセスで、熟練したユーザーとプロの音楽家が融合し、誰もが楽しめる楽器が誕生しました。