イベントレポート

ミラノ工科大学
デザイン
ワークショップ
ウィーク
2025

2025年2月、昨年に続き、クリエイティブセンター センター長の石井大輔がミラノ工科大学 デザイン学部の客員教授として、「Design Workshop Week 2025」に参加。数名のデザイナーとともに、未来の暮らしをテーマにしたワークショップを開催しました。
今回のテーマは「未来に向けた家具の進化と拡張」。一週間にわたって行われた本ワークショップには、統合プロダクトデザイン、デジタル&インタラクションデザインなど多彩な分野を学ぶ、国際色豊かな学生たちが参加しました。プロダクトデザインを起点に、UI/UX、ブランディングまで一貫した視点で、私たちの生活に寄り添う新しいユーザー体験の提案が多数生まれました。

ミラノ工科大学
デザイン ワークショップウィーク2025

日 付
2025年2月10~14日
テーマ
未来に向けた家具の進化と拡張
成果物
プロダクト、UI/UX、カスタマージャーニー、ブランディング
参加者
ミラノ工科大学 デザイン学部の学生
総合プロダクトデザイン科
デジタル&インタラクションデザイン科
マネージメント工学科

ワークショップのアウトプット

最優秀賞:グループ5 「MIRARI」
「MIRARI」は、ただのカーテンではありません。人の状態や状況に呼応し、人と光の関係を再構築する新たな体験です。強い日差しを遮り、必要なときにはやわらかな光で空間を満たし、居心地のよい調和のとれた雰囲気を生み出します。
UIUXデザイン賞:グループ1 「QUADRA」
「QUADRA」は、ユーザーの認知的・感覚的ニーズに寄り添う、インテリジェントなワークスペースの提案です。ユーザーのニーズに応え、集中力、生産性、そしてウェルビーイングを向上させます。
ビジュアルデザイン賞:グループ2 「esse」
「esse」は、限られた空間やシェアスペースを柔軟に活用できるようデザインされたスマートパーティションです。自動で動くパネルと統合された照明が、空間のレイアウトや雰囲気をユーザーの使い方や気分に応じて調整します。
空間デザイン賞:グループ3 「nora」
「nora」は、高度な音フィルタリング機能を備えたスマートカーテン。不要なノイズだけを選択して遮断することができ、集中したい時やリラックスしたい時など、ユーザーの状況に寄り添う音環境を実現します。個々のニーズに応じてカスタマイズできる、音響体験の新提案です。
プロダクトデザイン賞:グループ4 「purr」
「purr」は、出張の多いビジネスパーソンに、どこでも"自宅のように眠れる"環境を提供し、睡眠の手助けをします。夜にはスマートピロー、移動中にはネックレスト、そして上質なインテリアとしても使える多機能なプロダクトです。
戦略デザイン賞:グループ6 「DOME」
「DOME」は、音響技術と光を組み合わせたスマートヘッドボードです。睡眠時にユーザーの周囲に"バブル(個人空間)"をつくり出し、ノイズリダクションやホワイトサウンド、照明効果によって、睡眠の質を高め、自然な眠りのリズムをサポートします。

参加学生の声

  • 5日間、密度の高い体験でした。単にプロダクトをデザインするだけでなく、"体験全体"を考える重要性を学べました。ソニーのデザイナーからのフィードバックは刺激的で、新たな視点を得ることができました。
  • 実践的なスピード感の中で、創造力・協調性・問題解決力が鍛えられ、デザインの幅が広がるダイナミックな体験でした。
  • ワークショップの雰囲気が素晴らしく、石井さんやデザイナーの皆さんが私たちのアイデアを丁寧に導いてくれました。明確なディレクションと実践的なアドバイスに感謝しています。
  • プロダクトのあらゆる側面について深く考える機会になりました。特に"ブランディング"について初めて本格的に向き合うことができました。
  • 異なるスキルを持つメンバーとのコラボレーションから多くを学びました。

ご参加いただいたミラノ工科大学 デザイン学部の学生のみなさん、ありがとうございました!

写真/資料:ミラノ工科大学提供