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障がいのある社員の活躍推進

ソニーグループでは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)や
Sony’s People Philosophyを軸とし、社員一人ひとりが活躍でき、働きやすい職場をつくりながら
ダイバーシティ(多様性)をサステナビリティに関する重要項目の一つとして定義しています。

ソニーに集まる多様な「個」は、障がいの有無に関わらず、自立した一つの「個」として、
ソニーという場で互いに伸ばし合い、活かし合いながら幅広く活躍できるような工夫をしています。

異なる背景や経験を持つ社員が集まることで、さまざまな視点やアイデアが生まれ、より多くの顧客層に適切な製品やサービスを提供し、社会に貢献しています。
こうした相互作用は、新しい価値を生み出し、世界に感動を届け続けるために欠かせないものです。

創業者の想いを受け継いだ、障がいの有無に関係なく挑戦できる環境づくり

創業者の一人である井深大の「障がい者だからという特権なしの厳しさで、健丈者※2の仕事よりも優れたものをという信念を持って」という言葉にもあるように、トップマネジメントが障がいの有無にかかわらない働き方や環境づくりを推進し、一人の社員として活躍できるように取り組んできました。現在でも、その精神を受け継ぎ、障がいの有無にかかわらずキャリア構築ができるよう、受け入れ環境の整備や社員の意識向上を目的としたガイダンスを実施し、現場への雇用ノウハウの浸透を図り、各社でも雇用を拡大しています。

  • ※2: 障がいがなく「丈夫」な人はいるが、「常に」健康な人はいないという、井深の考え方を踏まえて表記したもの。

ソニーグループ各国・各地域における取り組み

グローバルに事業を展開するソニーグループでは、各国・地域、各社のカルチャーに合わせて、独自の取り組みも進めています。

日本

採用からキャリア構築まで、障がいを感じさせない環境をつくる

国内ソニーグループでは、障がいの有無にかかわらずキャリア構築ができるよう、インクルーシブな職場環境づくりとして、建物におけるアクセシビリティを障がいのある方と共に確認し、誰もが働きやすい環境の整備を推進しています。採用においては、各社独自での採用活動を積極的に進め、例年開催しているソニーグループ合同採用面談会(14社参加)をオンラインで行いました。参加したソニーグループ各社は会社説明や個別面談を通して、参加者に直接、会社概要や障がいへの配慮、業務内容などを説明し、具体的な仕事のイメージや取り組みなど障がいのある方に対するソニーグループの考え方をお伝えしました。また次世代への取り組みとして、社外の障がい者ベンダーと連携しながら大学1-2年生を中心とした学生に向けたイベントを実施し、障がいのあるなし問わず、「これから」の目標や夢を描く機会を提供しました。

米国

社外団体の連携や啓発研修を実施し社員の理解を深める

Sony Corporation of Americaでは、ビジネスにおける障がい者インクルージョン(包摂、受容)に関する社外団体Disability:INなどと連携しながら障がいのある社員を支援するための教育機会を提供しています。Sony Music Publishingでは、新規採用者全員にアクセシビリティと障がいに関する意識と理解を高めるためのeラーニング研修を実施しています。また、Sony Pictures Entertainment(SPE)では社団法人の Easterseals Disability Film Challengeと連携し、ワークショップを通して、参加者に障がいとアクセシビリティに関する認識、理解を深めるなどダイバーシティ(多様性)をさらに深めるための機会を提供しています。

欧州

アクセシビリティや障がいについての意識を高める研修の実施

SPEでは、アクセシビリティと障がいに関する意識と理解を高めるためのeラーニング研修を各社員へ向けて実施し、ダイバーシティ(多様性)への関心をさらに深める機会を提供しています。また、Sony Music Entertainment(UK)は、障がいのある人のインクルージョンに焦点を当て、経営者や企業の行動を促す、世界経済フォーラムのイニシアティブ「The Valuable 500」に参画しています。

中国

障がいのある方の未来に向けた支援を推進

Sony Chinaでは関連会社10社にてイベントを実施し、さまざまなプログラムを通して、ダイバーシティ(多様性)について考える機会を提供しています。また、障がいのある方に雇用機会を提供するだけでなく、障がいのある大学生が将来的に仕事に適応できるよう社会実践講座の開催を支援するなど、障がい者雇用の推進にも尽力しています。これらの取り組みの結果、Inspire Innovation Sony Chinaのコンペティションにおいて、提携大学の提案が社長賞を受賞しました。

さまざまな取り組み

ソニーでは、環境整備や組織風土醸成のための取り組みも積極的に行っています。その中でも日本国内の例を紹介します。

特例子会社制度の法制化に先駆けて、障がい者雇用を推進

ソニーでは、障がいのある方への配慮や雇用などが社会的に注目される以前から、障がいの有無に関わらず、誰もが能力を発揮し活躍できるフィールドを用意してきました。
ソニー・太陽株式会社は、障がい者の雇用促進と安定を目的とした特例子会社制度が法制化される以前の1978年に設立されました。

そして、蓄積した障がい者雇用に関するノウハウをグループ全体に展開しています。現在では、知的障がいのある方・精神障がいのある方に就労機会を広げているソニー希望・光株式会社、ソニー生命保険株式会社の事務業務などを行うソニー生命ビジネスパートナーズ株式会社の3 つの特例子会社がインクルーシブな環境づくりをグループ全体に広げています。

ソニーグループの特例子会社は、自立した一つの事業所として、他の事業所や各社と共同での業務を行うなど、配慮の上での働きがいを追求する場となっています。
これらの業務を通じた対応の一つひとつが、グループ各社での障がい者雇用に生かされ、誰もがどこでも活躍できるよう、受け入れ環境整備や社員の意識向上を目的とした
ガイダンスを実施し現場への雇用ノウハウの浸透を図り、各社でも雇用を拡大しています。