SONY

Diversity Week 2022-Allyship in Action
〜多彩な「個」との対話・つながりを力に〜"をテーマにグローバルでイベントを開催

2015年から開催しているDiversity Weekは、2022年で8回目を迎えました。今年のDiversity Weekは、"Allyship* in Action〜多彩な「個」との対話・つながりを力に〜"をグローバルテーマに据え、世界中でさまざまなダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)に関するセミナーや講演などのイベントを行いました。また、一部のイベントは3年ぶりにリアルで実施しました。

  • *Allyship(アライシップ):自分とは異なる社会的立場の人・コミュニティを理解し、支援すること。

開催にあたって、ソニーグループ株式会社 会長 兼 社長 CEOの吉田憲一郎は、全社員に向けたメッセージを発信しました。

ソニーグループは「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というPurpose(存在意義)のもと、約11万人の社員と新たな価値創造に向けて多様な事業を推進しています。Values(価値観)の一つでもある「多様性」は異なる事業に加え、異なる意見・視点という意味が含まれており、これは私たちがイノベーションを生み出す原動力となっています。

ソニーグループでは、以前より多様性を尊重し、公平な社会の実現に向けてグループ全体でさまざまな活動に取り組んできました。ここ数年、社会的困難に直面しているコミュニティへの支援を行うGlobal Social Justice Fundを通じたサポートも行っています。公平な社会を実現することで、それぞれ立場が異なる人との対話が促進され、社会全体のサステナビリティにつながると考えています。

Diversity Week2022のグローバルテーマ、"Allyship in Action〜多彩な「個」との対話・つながりを力に〜"にも、この考えを反映しています。今年のテーマには、社員同士やお客様、ビジネスパートナー、社外のコミュニティなどを含む多様なステークホルダーとの対話を通じて、個々の違いを学び、理解し合うことで、「多様性」を更に強みとし、新たな価値創造につなげていきたいという思いが込められています。
このテーマのもと、各地域のDiversity Weekで開催されるイベントやワークショップが皆さんにとって気づきや学びを得る機会になることを期待しています。

各地で開催されたイベント

期間中、日本、米国、欧州でさまざまなイベントを開催しました。

日本での活動

ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社主催の男性育休推進を考える父親育休セミナーや、ソニーグループ各社社員のボトムアップ活動メンバーによるフリーアナウンサー生島ヒロシさんの経験談を中心とした介護講演会、人生100年時代の働き方を考えるイベントとして、株式会社ワーク・ライフバランス 代表取締役社長の小室淑恵さんによるワークライフバランス講座が行われました。今年、創立20周年を迎えたソニー希望・光株式会社は、障がいのある方の社会参加を目的に設立され、雇用のノウハウも創出しています。同社の事業を社員自ら制作したビデオで紹介するオープンハウス、AI開発に不可欠な学習データの一つである画像データ制作をグループ社員と共に作業するワークショップ、インクルーシブな職場づくりについてゲストと社員のトークを通じて考える記念講演会の3つのイベントを開催しました。ソニー株式会社では、社員向けにアンコンシャスバイアスセミナーも開催しました。

また、明治大学文学部教授の齋藤孝さん、スポーツ心理学者(博士)でメンタルトレーニング上級指導士の田中ウルヴェ京さん、株式会社RICCI EVERYDAY代表取締役の仲本千津さんをゲストに迎えた「だから、多彩な個との対話が力になる!人間論クロストーク」では、自分とは異なるバックグラウンドや強み・個性を持つ周りの人とどのようにつながり、そして新たな価値創出につなげていくことができるかを解き明かすセッションを展開しました。

期間を通じ、約3,300名のソニーグループ社員がイベントに参加しました。

人間論クロストークのひとコマ
株式会社ワーク・ライフバランス代表取締役社長
小室淑恵さん
9月29日「人間論クロストーク」の参加者アンケート結果

米国での活動

米国では、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカ、ソニー・エレクトロニクス、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ソニー・ミュージックグループ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが、社会正義、人種の公平性、アクセシビリティ、アライシップなどのテーマでDE&Iイベントを開催しました。社員とマネジメントが対話を行うオンラインイベントをはじめ、社員ネットワークグループによる食と音楽にスポットを当てた文化遺産の祝祭イベント、ヒスパニック・ラテン記念月間に合わせたイベント、LGBTQ+コミュニティに関わる法律を学ぶイベント、差別や排外主義的な嫌がらせを受けたり目撃したりしたときに安全に介入する方法を学ぶ傍観者トレーニングまで、幅広く行いました。

また、ニューヨーク国際児童映画祭 (NYICFF) とのパートナーシップを通じて、若い科学者たちがさまざまな世界の課題解決にジェンダーバイアスの壁を超えて挑戦する姿をクローズアップした映画「Girls' Point-of-View: Science on Screen」の上映会をソニーグループ向けに催し、社員とその家族を特別に招待しました。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントのイベントプロモーション画像
ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカは「Girls' Point-of-View: Science on Screen」のバーチャル上映会を社員と家族向けに開催
ソニー・ミュージックグループが開催したヒスパニック・ラテン記念月間イベントの様子。
パフォーマンスを行ったアーティストGALE(中央)を囲んで
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、ラテンアメリカを拠点にする社員を対象にDE&Iに関する課題やインクルージョンがもたらす一体感について語るオンラインイベントを開催。イベントは英語、ポルトガル語、スペイン語の3か国語で行った。

欧州での活動

欧州では、ソニー・ヨーロッパが、ドイツ、イタリア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国の社員を対象に、人種の公平性、アクセシビリティ、アライシップなどDE&Iに対する意識を高めるためのさまざまなイベントを開催しました。加えて、過小評価グループの立場を理解し有意義な行動を起こすための特権と力を社員が持っていることを伝えるAllyship in the Workplaceのオンライン研修を開催しました。

その他にも、多様な職場環境において「代名詞」の重要性と正しい使い方を説明するオンラインイベント「Understanding Pronouns」、スペイン・バルセロナにある ONCE Foundation のパラリンピック トレーナーとのパネルディスカッション、イタリア・ミラノでは視覚障がい者の視点で日常環境を学ぶ「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」、ドイツでは手話の世界と聴覚障がいを知るワークショップ、スイスでは女性が直面する課題を知り、自信を深め積極的に意見を発信するためのワークショップを行いました。

Diversity Weekの最後は、英国のウェイブリッジ オフィスで開催された、視覚や移動などの感覚が制限された場合のシミュレーションツール等を紹介する、アクセシビリティエンパシーラボで締めくくりました。

Understanding Pronounsの様子