Define the Spirit -世代を超えて受け継がれるソニーの原点-
ソニー創業75周年の2021年5月7日、エレクトロニクス事業、音楽事業、ゲーム&ネットワークサービス事業のそれぞれの現場で活躍する社員3名が、「ソニースピリット」の解釈や意義、将来につながる気づきなどについて語る社員向けオンラインイベントを開催しました。
ソニースピリット-。ファウンダーである井深大、盛田昭夫から、歴代の経営陣や社員たちに脈々と受け継がれている「夢」と「好奇心」、「創造性」や「多様性」、そして「挑戦」する心。これらのスピリットは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」というソニーのPurpose (存在意義) に形をかえ、世界中にいる11万人のソニー社員による価値創造の取り組みを加速させています。
この「ソニースピリット」について考え、未来にについて社員同士が語るオンラインイベント「Define the Spirit」を、創立75周年記念日である5月7日に開催しました。
イベントでは、エレクトロニクス・プロダクツ&ソリューション事業、音楽事業、ゲーム&ネットワークサービス事業のそれぞれの現場で活躍する若手社員3名が、これまでのキャリアや挑戦、共感するファウンダーの言葉などを紹介しました。下記にて、イベント内容の一部をお伝えします。
「自分たちの手で未来を創る」
オープンイヤーイヤホンやセンシング技術、360立体音響技術とコンテンツを組み合わせて、Sound ARという新しいユーザー体験を生み出した商品企画担当の八木泉が共感するのは、井深大の「未来を推測する、予測するというのはあまり意味がない。それよりも未来というのは、自分で創り出していくもの」という言葉でした。
「未来がどうなるかを議論するだけでもなく、誰かが考えた未来に追従するでもない、自分たちの手で未来を創るぞという気合いを感じる力強い言葉だと感じました。私も未来の当たり前を創造したいというビジョンを持っているので、共感します。なにより、自分たちで作り上げる、誰かの日常や生活をより豊かにするという考えにワクワクします。」
「60年以上前にソニーに社名に変更した際に、『電気』や『電子』といった言葉を社名に入れなかった理由として、盛田さんが『我々は飛行機や自動車も作りうる』と言っています。自分たちの枠を決めず、自分たちで未来や仕事を創っていく姿勢は忘れないようにしたいと思います。」
「一緒になってやるメンバーに自分ゴトとして捉えてもらう」
記録的なヒットとなったYOASOBIのプロジェクトでの経験から、井深大が残した「プロジェクトを組むときに大切なことは二つ。"キーマン"を見つける。そしてその人がやる気になるよう"説得"する」という言葉に屋代陽平は共感を寄せています。
「基本的に一人では何もできないというのが前提にあります。それは、自分のプロジェクトを進めるにあたって痛感しています。コミュニケーションを通じて、ほかのメンバーに『手伝ってもらう』ではなく、自分ゴトとして捉えて取り組んでもらうことで、自分だけでは到底考え付かなかった、見えなかった世界を見させてもらっています。YOASOBIのプロジェクトは音楽部門の同期に声をかけて一緒に進めていますが、そういった経験からもこの井深さんの言葉に共感しています。」
「こちらがお願いしたからやってもらうという事ではなく、前向きにいろいろと考えながらやってもらえるように、自分のマインドセットや環境づくりに今後も取り組んでいきたいです。」
「覚悟をもって世界に広げる」
日本発のコンテンツを世界に広げるという夢を抱いてソニー・インタラクティブエンタテインメントに入社した栗田洋平が共感するのは、盛田昭夫の「ソニーがこれから世界中へ広がっていかなければならないというのは、もうひとつの宿命であり、運命であり、われわれの進むべき道であります」という言葉。
「『宿命』や『運命』などは非常に強い言葉だと思っています。私自身が(プロダクトやブランドを)グローバルに広げていくことに強い思いを持っているので、共感しています。「ソニー」という社名になったのは60年以上前ですが、SONYとアルファベット4文字にしたのは、当時としては、画期的だったと思います。きっとその背景には、SONYというブランドを世界中に広げていくという強い思いがあったのでしょう。世界に広げていくことを宿命、運命だと思ったファウンダーがいたからこそ今のソニーグループがあるのだと思います。」
「盛田さんの覚悟を感じますし、『広がっていく』という言葉に、周りを巻き込むという意思の重要性も感じます。」
ソニースピリットは、今日、ソニーで働いている社員にも大きな影響を与えています。ソニーグループ社員のさらなる挑戦、そして多様な価値創造に今後もご期待ください。
ソニー株式会社 八木 泉
2011年にソニー入社。プロダクトプランナー・UXプランナーとして、イヤホン、スマートフォンなどモバイル商品の企画に従事。2014年に台湾に赴任。帰国後、ヒアラブルデバイス「Xperia Ear Duo」の企画を担当し、Sound ARの世界へ。現在は、Sound AR サービス「Locatone」のビジネスプロデューサーとして、ムーミンバレーパークでのサウンドアトラクションなどをプロデュース。

株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 屋代 陽平
2012年にソニーミュージックグループ入社。音楽配信事業部門、経営企画部門を経て、2017年に小説投稿サイトmonogatary.comをローンチ。2019年、同サイトの企画の一環でYOASOBIのプロジェクトを立ち上げ、現在はサイトの運営、アーティストのスタッフ、その他新人の発掘育成や事業開発に携わる。

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 栗田 洋平
広告代理店等を経て2013年にソニー・コンピュータエンタテインメント(現ソニー・インタラクティブエンタテインメント)入社。デジタルコンテンツ販売企画担当、アジア市場への自社タイトルGo-To-Market担当、PlayStation®VR販売企画担当を経て2020年よりPlayStation™Networkの開発/運用を担当する現部署へ。Technical Release Manager及びScrum Masterとしてリリース管理及び開発チームの支援などを行う。
