画期的な研究をリードする女性研究者を表彰 - 第1回「Sony Women in Technology Award with Nature」の授賞式を開催 -
今年2月、キャリア初期から中期の女性研究者を支援する「Sony Women in Technology Award with Nature」の第1回授賞式が東京・品川のソニーグループ本社で行われ、受賞者である女性研究者3名および審査員特別賞を受賞した1名を発表しました。3名の受賞者には、研究活動を推進するための賞金 250,000 USドルがそれぞれに授与されます。
授賞式では、ソニーグループ株式会社 会長 CEO 吉田 憲一郎、副社長 CTO 北野 宏明、およびNature編集長 Magdalena Skipper氏が登壇するとともに、沖縄科学技術大学院大学(OIST)のDr. Karin Markides学長兼理事長による基調講演や受賞者による研究内容のプレゼンテーションが行われました。
「Sony Women in Technology Award with Nature」は昨年3月、科学、エンジニアリング、数学を含むテクノロジー分野において、より良い地球と社会を築く画期的な研究をリードする女性研究者を表彰し、支援する目的で、世界有数の国際科学雑誌Natureとともに創設しました。
Mid-Career部門の受賞者であるKiana Aran氏(アメリカ・カリフォルニア大学サンディエゴ校)は、フィンガーチップセンサーを利用したウイルス検出をはじめとする、生物学と現代工学の融合によって精密医療の向上をめざす先駆的な研究を行ってきた、バイオエンジニアリング分野における功績をもとに選出されました。また、Amanda Randles氏(アメリカ・デューク大学)は、ウェアラブルデバイスの情報に基づく複数の計算モデルを統合し、各患者固有の心臓血管動態に関する分析結果を提供し、治療戦略を最適化するデジタルツイン技術に関する研究が評価されました。
Early-Career部門の受賞者であるYating Wan氏(サウジアラビア・アブドラ国王科学技術大学)は、シリコンチップ上に光源を統合することで、よりエネルギー効率の高いデータ通信と情報処理を実現することに焦点を当てた、シリコンフォトニクスの研究が称えられました。
さらに今回は、世界中の研究者からレベルの高い応募が寄せられたことを受けて、審査員特別賞が設けられました。同賞を受賞したJiawen Li氏(オーストラリア・アデレード大学)は、ナノスケールの3Dプリントと光ファイバー技術を組み合わせ、髪の毛ほどの細さの内視鏡開発を行ったことなどが評価されました。
吉田や北野などのスピーチ内容や受賞者らの喜びの声を含む、授賞式のより詳細なサマリはこちらにてご覧いただけます。