Good Design
Award 2025
日本の総合的デザイン賞
受賞一覧
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、
日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。
国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、
社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
グッドデザイン・ベスト100 は、その年のすべてのグッドデザイン賞受賞対象の中で、
審美性、提案性、可能性などにおいて総合的に優れているとして高い評価を受けた100点です。
今日におけるデザインの水準を高めるに相応しい、これからのモデルとなりうるデザインとして選出されました。
さらにこのグッドデザイン・ベスト100に選ばれたものの中から、特に優れているものに対し、
大賞、金賞といったグッドデザイン特別賞が贈られます。
都会の中の公園を再定義する取り組み
Ginza Sony Park Project
Ginza Sony Park Project
(銀座ソニーパークプロジェクト)
2025年度グッドデザイン金賞受賞
2025年度グッドデザイン・ベスト100に選出されました
XRヘッドマウントディスプレイ
SRH-S1
2025年度グッドデザイン・ベスト100に選出されました
審査委員のコメント:
美しいデザインを生むための道具は、美しいデザインであるべきだ。映像制作や工業デザインの現場を支える本製品は、その原則に忠実な「没入型制作環境」といえる。ヘッドマウントディスプレイは、額と後頭部で支える構造と良好な重量バランスにより快適に装着できる。リング型と指を通すポインティング型のコントローラーは直感的で扱いやすく、造形も端正で美しい。充電台のデザインも整理が行き届いている。機能・操作・造形が高次元で結実した、現場のスタンダードを刷新するような逸品である。
VENICEエクステンションシステム Mini
CBK-3621XS
調理を記録し再現できるシステム
審査委員のコメント:
かつてここにあった「街に開かれた施設」が、次の50年にその思想を継承する新たな形となって戻ってきた。地価が日本で最も高いこの地域では、通称「銀座ルール」と呼ばれる地区計画により、新しい建物の殆どは誘導用途を入れ込み容積緩和を受け、そのスカイラインは揃っている。しかし、この建物はその半分にも満たない建物高さで、銀座の街に軽快なリズムを与えた。銀座を訪れる若い人々が多くなったのも、「銀座の庭」が「銀座の公園」となった功績であろう。その建て替えのプロセスも高く評価された点である。「街に開かれた施設」のあり方は検証され、「縦のプロムナード」「ジャンクション建築」が新たな解釈を得て生まれ変わっている。建築意匠はまるでインフラストラクチャーのようにストイックで、そこに内包されるコンテンツへと人々を導く。着工前に公園として開放されていた時、「このままならいいな」と思った人は少なくないはずだ。その多くの人々の想いが現実となり、完成時に隣地エルメスの外壁に装飾された「おかえりなさい」のメッセージが人々の想いを代弁したプロジェクトとして、心からの賛辞を贈りたい。