情動分析によりオーディエンスが求めるコンテンツ制作を支援する映画コンテンツ評価システム: VX -Viewing eXperience-

<概要>
映画コンテンツ評価システム: VX -Viewing eXperience-
AI・機械学習を活用した情動分析技術を用い、オーディエンスの反応を可視化し、より良いコンテンツ制作を支援します。
<事業責任者>
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森田 浩文
Sony Corporation of America
Director, Digital Transformation
<開発責任者>
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Anubhav Srivastava
Sony India Software Center
Director, Digital Transformation
<特長>
- 生体測定情報、感情的な反応、音声データといった信号をIoT deviceから取得することで、観客の視聴体験を邪魔することなく自然な反応を取得することができます。
- ソニーが独自開発・特許申請済みのアルゴリズムを用いた情動分析を行います。
- VX reporting toolによる可視化レポートの自動生成。観客のセグメント別の詳細な分析やコンテンツ間の比較分析が可能です。
<グループ内外の連携>
五百籏頭透
Sony Pictures Entertainment Inc
Senior Vice President
IP Acceleration
Louise Chater
BAFTA Media and Technology
Board of Directors
<導入実績例>
VXチームは現在、ハリウッドで事業を行う外部の試写会運営企業と連携し、Sony Picturesおよび他映画会社のコンテンツに対する試写会にて本製品を活用中。2022年は既に80本以上の作品の評価に利用されています。
<今後の展望>
今後も外部の試写会運営企業と 共に評価と試行を繰り返し、クリエーターの支援とともに、利用者からのフィードバックを元にVX Solutionの性能向上に取り組みます。
また、ソニーグループ内の様々なビジネスと連携することで、生活空間での鑑賞、ゲームコンテンツ、モバイルコンテンツ、デジタルサイネージといった小人数の視聴者向けコンテンツの評価などにも活用できると考えています。さらに、ライブコンサート、スポーツイベント、劇場など、より大規模な環境への応用可能性も考えられます。