SONY

Technology

災害や環境破壊を防ぎ、美しい地球を守るソニーの地球みまもりプラットフォーム

<概要>
地球上のあらゆる場所をセンシングし、異変の予兆を伝え、人々の行動変容を促す

ソニーが持つ高度センシング・超低消費電力エッジAI技術、低軌道衛星を活用した超広域通信ネットワーク技術、AIによる予兆分析技術を用いて地球全体を見守ります。 異変の予兆を捉え、人々が知ることで、サステナビリティに繋がる行動を人々に促します。 今回、プラットフォームで活用する技術として超小型高ピークパルスレーザー技術、エッジAI技術と衛星ELTRES技術を展示公開しました。

<開発責任者>

  • 堀井 昭浩

    ソニーグループ株式会社
    R&Dセンター

  • 木村 学

    ソニーグループ株式会社
    R&Dセンター

<特長>

  • 高度センシング・超低消費電力エッジAI技術により、地球上のあらゆるところで、人の目には見えない情報や変化の予兆を捉えます。
  • 低軌道衛星を活用した超広域通信ネットワーク技術により、地球全域から情報を集めることができるようになります。
  • 予兆分析技術を用いて異変の予兆を捉え、人々に伝えることで行動変容を促します。またそれによって被害の軽減や生産性の向上に繋げます。
  • 独自の超小型高ピークパルスレーザーを用いて目には見えない大気中の粒子をセンシングすることで大気汚染や火災発生の検知など大気観測への応用が期待出来ます。
  • エッジAIで複雑な事象を認識し、意味情報に変換することで、超広域センシングネットワークで送信可能な情報量に圧縮することができます。

<グループ内外の連携>

  • 北海道大学 ソーシャル・イノベーション部門 for プラネタリーバウンダリーにおける共同研究
    (革新的スマート農業、リジェネラティブアグリカルチャー、ブルーカーボンセンシング)
  • タイ王国における自然災害センシングソリューション(森林火災早期検知)※
    ※実証実験段階
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<今後の展望>

海上や山岳などの通信インフラが無い環境も含めて、センサーでとらえた情報を地球規模で収集することができるシステムの構築に向けた開発を進めていきます。土壌水分センサーや大気センサーなどの新たなセンシング技術とともに、衛星を活用した通信技術の実証を進めていきます。気候変動にともなう食糧不足などの社会課題の解決や、津波や洪水、山火事といった自然災害の予兆検知システムの実現に向けて、国内外の企業・研究機関との連携を深め、技術の社会実装に向けたフィールドワークを加速させていきます。

<その他の展示を見る>

深度情報を活用したソフトウェア開発キット「ToF AR」

自動撮影システム、カメラロボット、Virtual Recording System

映画コンテンツ評価システム: VX -Viewing eXperience-

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