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先輩社員の”WILL”から紐解く R&D WILLコース

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2020年度新卒採用からスタートし、今年で4回目を迎えるR&D WILLコース。ソニーグループ全体の研究開発を担うR&Dセンターで、職種の垣根を超えた研究開発にチャレンジできるというユニークな採用方法です。このWILLコースで入社した菅野さんと山﨑さんにWILLコースでのエントリーを決めたきっかけや選考でのエピソード、そして担当人事の宗さんにWILLコース設立に込めた想いを伺いました。

※ソニーグループ新卒採用は【4月18日(月)】より、ジョブマッチング第2期のエントリーを開始します。募集コースに関する詳細情報はこちら

菅野 頌子
ソニーグループ株式会社 R&Dセンター Tokyo Laboratory
2020年、ソニー株式会社(現:ソニーグループ株式会社)に入社し、現在はAR(拡張現実)アイウェアの開発を担当する。「五感すべてを統合したARデバイスの実現」を目指す。
山﨑 健太郎
ソニーグループ株式会社 R&Dセンター Tokyo Laboratory
2021年、ソニーグループ株式会社に入社し、サウンドARインタラクション技術のアクセシビリティ応用に関する研究開発を担当する。「使う人が少しでも幸せになってほしい」との想いで日々の業務に勤しむ。
宗 隆之
ソニーグループ株式会社 人事部門
2021年、ソニーグループ株式会社に入社。
世界のトップ企業と戦えるR&Dを目指して、人事面よりサポートする。
安部 優里香 <インタビュアー>
Discover Sony 編集部 インターン生
心動かされたものの魅力を、自分なりの表現で共有することが好き。好きを追求しようと、大学ではメディアの視点から効果的な手法を学ぶ。ソニーの人やカルチャーに込められた「想い」を同じ温度で感じ取ってもらえるような、就職という大きな一歩に寄り添い、踏み出すきっかけとなるような優しく芯のある言葉を届けたい。

観測天文学に芸術表現・・・多様な学びを修めた「個」の掛け合わせによるシナジー創出を目指すR&D WILLコース

—お二人の学生時代について教えてください。

菅野:観測天文学を専攻し、「銀河系の中心」について研究していました。観測天文学とは、天体の観測データを基に、地上では実現不可能な現象を研究する学問です。私たちの住む太陽系から、数多くの天体やブラックホールが存在する銀河系の中心を観測する中で、そこで生じる物理現象の検証をしていました。

画像提供: NASA、ESA/Gaia/DPAC(一部加筆) 私たちが住んでいる太陽系から、銀河系の中心を見ようとする際に現れる円盤が「天の川」

山﨑:芸術系の大学院で「芸術表現」に関する研究、メディアアートの制作を行っていました。「Overflow」というロボットを作ったり、学部時代に自身で立ち上げたサークルでは『WALKY』という視覚に障がいを持つ方々も気軽に外出できるようなスマート白杖を作ったりと、ものづくりに幅広く関わってきました。

—お二人とも、すぐにソニーと結びつく分野の研究ではなかったのですね。山﨑さんのメディアアート、「Overflow」が特に気になりました。具体的にどのようなものですか? 

山﨑:SNSを立体で表現したものです。新型コロナウイルスの感染拡大によって会議や授業など元々オフラインで行っていたことをオンラインで行うようになり、コミュニケーションの方法が大きく変化しました。オンラインであることが前提のものが目の前にあったらどうなるだろう?というところに面白さを見出し、これを表現したいとロボットを作りました。

自分が打った文章が相手に表示されるときに相手の文章も混ざってしまい齟齬が生じる。目の前にいるのにオンラインを介することで正しく伝わらないもどかしさを表現した作品。

—自身の好奇心を追求し、横断的な研究をされてきたことが伝わりました。そのような中で生まれたお二人のWILLは何ですか?

菅野:「人が人であることを喜び合える世界をつくる」ことです。観測天文学を修める中で、銀河系で起こる現象に比べて人の一生というものはすべてのスケールにおいて小さいこと、そんな人類がこの宇宙に存在し、自己を認識していることは奇跡的であることを思い知り「人間として生まれて良かった。それだけで嬉しい」と喜び合うことができる世界を作りたいという想いが生じました。

山﨑:「自分の作ったものを世の中に広め、人々を幸せにしたい」ということです。これは、横断的な学びの中でも一貫して持ち続けていました。そして、学生時代の経験を美談で終わらせることなく、確実に広める力を持つ会社で研究を進めたいと考えるようになりました。

研究から芽生えたWILL 実現のためにソニーを選んだ訳とは

—WILLを叶えるために、ソニーという環境を選んだ理由を教えてください。

菅野:ソニーが掲げるPurpose(存在意義)である「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす。」の中で、「世界を感動で満たす」という言葉が私のWILLである「人が人であることを喜び合える世界をつくる」と共鳴したからです。

—専門性を発揮し、特定の分野の研究開発を担うコース別採用ではなく、ソニーの事業と掛け合わせて新しいものを生み出すWILLコース。入社後にどのようなキャリアを歩むことになるのか不安はありませんでしたか。

菅野:ありませんでした。ソニーはPurposeやValuesに基づき、あらゆるものに挑戦する会社です。私も自身のWILLに関するものであればどのようなことでも手を尽くそうという想いがあったので、専門性に縛られないことはむしろ自分にとって最適なコースだと思っていました。

山﨑:私もありませんでした。学部と大学院での多様な学びから、自分の興味を追求しながらものづくりができる、そして世の中に広めるためにはどうしたらよいか?と考えたときに、このコースが当てはまりました。

「面接で感じた”違い” 合格のカギはWILLへの想いと実行力」

—異なる分野の研究をどうアピールすれば入社後の活躍をイメージしてもらえるか。悩みを抱える学生もいるかと思います。面接では、伝え方にどのような工夫をしていましたか。

菅野:就職活動をしていた頃から今も変わらない自分のWILL、つまり将来やりたいこととソニーのPurposeが一致していることをアピールしていました。そして、そのために必要な技術力を示すための要素として学生時代の取り組みを紹介していました。

—研究の成果が重視されると思っていたので、その過程に注目するのは新鮮でした。WILLに対する強い想いや、叶えるためにとった行動を掘り下げるのはWILLコースの面接ならではの特徴かもしれませんね。

山﨑:私は資料やプロトタイプを実際に見せながら、どのような考えを持ってこれまで研究に取り組んできたのかを紹介しました。研究の成果だけでなく、そこに至るストーリーを見てもらえるのもWILLコースだからこそだと思います。

—なるほど。多様な経験を持つ学生が集まるWILLコースでは特に、「らしさ」を伝えることが大切ですね。面接で印象的だったことはありますか。

菅野:面接の途中でテンポが変わった瞬間がとても記憶に残っています。逆質問の時間に「入社後はどのような働き方が期待されていますか?」と聞いたところ、面接官が突然、力強い口調で「周りとのコミュニケーション力と、自分からの発信力がなければ何もできません」と言いました。社員に共通する考え方を理解できたという意味で印象的でした。

山﨑:私の場合は、「何作ってるの?それはどうなってるの?」と面接官が研究にすごく興味を持ってくれたことです。作っているものを一緒になって面白がってくれるような聞き方で、本当に面接だったのかな?と感じるほど楽しかったことを覚えています。

—お二人の話から「自分のWILLに周囲を巻き込んでいくようなコミュニケーション力」が求められているように感じました。

菅野:まさに。WILLを叶えるために、自分の持つ知識や技術力を総動員して成し遂げられると伝えることが大切だと思います。

「面接での質問事項は社内で飛び交う会話? 人事が見ているポイントとは」

—人事の立場では、学生のどのようなところを見ていて、どのような話を聞きたいと考えているのでしょうか。

【人事】宗:勉強していることはどのようなことでもよいのです。興味を持ったきっかけ、そこからさらに視野を広げて、社会課題とどのようなつながりを感じているのかというところも聞きたいと思っています。実はこれらは社内でもよく聞かれる会話で、活躍している社員はきちんと答えられます。面接での質問には、自分の考えや、やりたいことに対する想いの強さをどのように発信するのか知りたいという意図が込められています。応用的な問いに対しても自分の考えを持って面白がりながら答えてくれる学生には期待が持てますね。

—面接の意図を聞いた上で改めて振り返ると、どのように感じますか。

菅野:発信力や、強い想いを持ってやりきる力の必要性は入社後も日々感じています。そして、「この目標のためならこんなこともあんなことも挑戦できます」という学生を受け入れてくれるのがWILLコースだと思います。

山﨑:私のような”いわゆる理系”ではない者でも、やりたいことがあって。それに向かう姿勢を評価していただけたのはすごいことだなと思います。さまざまなことにチャレンジしたり、横断的に勉強した経験だったりを、自分の言葉で伝えられた結果、今ここにいるんだろうなと思います。

<編集部のDiscover>
ご自身のWILLについて、目を輝かせながらお話してくれる様子が印象的でした。終始和やかに進んだ取材でしたが、WILLに対するまっすぐな想いと飽くなき探求心、そして実現に向けた行動力が随所に見受けられ、見えない芯の強さを感じました。そんな強さを持った存在が新しい風を吹かせ、ソニー全体をダイバーシティに富んだ組織へと進化させているのだと確信しました。

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