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なぜソニーが日本女子プロゴルフ選手権大会に特別協賛? 〜クリエイティビティやテクノロジーの力で、伝統ある大会に革新を〜

    2024年9月5〜8日、日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)ツアー最高峰の公式競技であり、JLPGA主催のフラッグシップ大会「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」が、沖縄県名護市の「かねひで喜瀬カントリークラブ」で開催されました。ソニーグループ株式会社は本年度から特別協賛し、グループ各社で大会のプロデュース協力を行っています。スポーツを通して感動を創り、拡げることに注力し、多様な事業を擁する「クリエイティブエンタテインメントカンパニー」の持ち味を生かした大会運営や企画に奔走した仕掛け人たちに裏側を聞きました。

    目次

    半世紀の歴史を持つ大会、ソニーらしさで革新を

    「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」は、1968年に「日本女子プロゴルフ選手権大会」という名称で始まりました。前年の1967年に日本プロゴルフ協会女子部が誕生。日本の女子プロゴルファーが一堂に会して行われた日本で初めての大会であり、第一回から現在まで、数々の名選手を輩出してきた女子プロの歴史と共に歩んできました。

    その大会に今年から特別協賛するにあたり、ゴルフというスポーツを支援する意義について、プロジェクトリーダーであるソニーグループ株式会社の坂井貴智は「ゴルフは同じ組でラウンドしながらコミュニケーションを図ることができ、親しい人々やビジネスパートナーとの絆を深める場となります。また、プロの試合中継を観戦したアマチュアが同じコースをラウンドすることができるので、スポーツの魅力をより身近に感じることができます。さらに、ゴルフはさまざまなレベルのプレーヤーが老若男女を問わず一緒に楽しめる競技なので、より多くの人に感動を届けたいという我々のパーパスを体現することができると感じています」と語ります。

    実際に、ソニーのゴルフツアーへの参画は、今回が初めてではありません。1999年からスポンサーシップを続けている男子プロゴルフツアー「ソニーオープン・イン・ハワイ」が先駆けです。同大会では、すべての収益金を現地ハワイの団体を通じ、ハワイの子供たち、女性、高齢者、低所得者層などをサポートする活動に寄付しており、現在ではハワイ最大のチャリティスポーツイベントに成長しました。

    一方、今回の「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」では、特別協賛として、「女子プロにおけるアジアNo.1のメジャー大会」にふさわしい姿をつくりあげるために、本年の大会のクリエイティブダイレクションからコミュニケーションデザイン、会場のデザインや会場内のブース企画など、プロデュース協力を行いました。プロジェクトメンバーの一人である株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ(SMS)の田中千尋は、「日本で最も歴史の長い女子プロの大会としての品格と伝統に敬意を払いつつ、我々が参画することで既存のJLPGAツアーの革新的な変化を共に実現できるように、 JLPGAと何度も検証を重ねて細部までこだわりました」と振り返ります。

    大会ロゴを各ホールの装飾やツールに使用し、細部までこだわった

    大会カラーにはソニーのコーポレートカラーであるブルーを採用し、全体に渡って使用することで統一感を保ちました。そして、コミュニケーションアイテムから18ホール含む会場全体の装飾やツール、プロモーションに至るまでのほぼ全てのものをデザイン開発することで、ゴルフトーナメントの見え方をアップデートしていきました。また、ただのツアーで終わらせず、女子プロゴルフトーナメントの次世代の姿を伝えるために、コミュニケーションコンセプトを「FUTURE FIRST」と設定しました。今大会はJLPGAツアー年間37試合のうち、 JLPGA主催の公式競技3大会のうちの1大会です。 ゴルフ競技の振興や新人選手育成というJLPGAが担う大きな目的のもと、「選手・お客様・ゴルフ競技の未来のために共に良い変化をもたらすきっかけの大会となるように」(田中)という願いを込め、チケットや看板を含むコミュニケーションツールに展開しました。

    ライブエンタテインメントの究極の姿

    大会前に行われた前夜祭では、ソニーグループ株式会社 社長 COO 兼 CFOの十時裕樹が「スポーツは、他選手とファンが一体となる楽しさや達成感を通じて、世界中の多様な人々の国や地域を越えてつなぎ、心を一つにする、ライブエンタテインメントの究極の姿です」と、想いを語りました。

    その一端を担ったのは、株式会社アニプレックス(ANX)兼SMSの川口智基です。ANXが提供しているスマートフォン向けゴルフゲーム『みんゴル』とのコラボレーションと、ソニー株式会社が提供しているSound AR™サービス「Locatone™(ロケトーン)」を利用した観戦ホールガイドを、ゴルフツアーで初めて導入しました。

    (左)『みんゴル』とのコラボレーション(右)Locatoneを利用した観戦ホールガイド

    『みんゴル』では、大会の舞台となった沖縄県名護市の「かねひで喜瀬カントリークラブ」の全面協力のもと、大会コース3ホールを再現し、期間限定イベントコースとして登場させました。『みんゴル』はサービス開始から今年で8年目を迎え、ユーザーのうち実際にゴルフをプレーする人やゴルフ中継を見る人が7割を超える、ゴルフファンとの親和性の高いゲームです。実際のコースがゲーム内に登場するのは初の試みで、コース攻略の面白さを追求し、想定したプレー回数を大幅に超え、期間累計170万回プレーを記録。非常に多くの方々にお楽しみいただきました。

    Locatoneは、アプリ上でツアーを開始し、マップ上にある特定のスポットを訪れると、自動的にその場に応じた音声や音楽などが聞こえてくるサービスです。コース内を歩いていくと、各ホールのティーイングエリアや中間地点、グリーンサイドなどで装着したイヤホンから、JLPGAコースセッティング担当の山崎千佳代さんによるホールの特徴や攻略ポイントが聞こえてきます。

    プレー中の静寂が求められるゴルフ競技に合わせて、イヤホンとスマホの接続が切れた場合には自動で音声が止まる仕様にシステムを変更するなど配慮もしました。 川口は「ゴルフ観戦は選手のプレーを間近でじっくり見たり、ピクニック気分で会場のイベントに参加したりと、さまざまな観戦スタイルで楽しめます。大会を身近に感じていただくとともに、今までにはない楽しみ方を今回提案できました」と、手ごたえを感じています。

    「スポーツには、人と人を繋ぐ力がある」

    一方、金融事業からは、全国に営業拠点を持つソニー生命保険株式会社も地元密着の強みを生かして参画しました。沖縄県の2支社のライフプランナーはキャリングボード(決められた組に随行し、各選手の名前や最新のスコアを専用ボードに掲出する業務) などの大会運営ボランティアのほか、会場のソニーブース内で、観戦者のライフプランニング相談も受け付けました。執行役員の鈴木尊博は「プレシニアやシニア層をはじめとするゴルフファンの皆さまにも我々のリソースをぜひ活用してもらい、ソニー生命保険という企業を知ってほしいと考えています。今回の「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会」 への協力をきっかけに、ここで築いた縁を社員一人ひとりが引き継ぎ、お客さまの金融リテラシー向上に繋がるサービスを提供していきます」と、狙いを語りました。

    グループ各社が総力を挙げて取り組んだ今大会。プロジェクトリーダーの坂井は「『スポーツには、人と人を繋ぐ力がある』と信じ、今後のソニーグループの更なる成長につなげていきたいです」と、次大会を見据えています。

    キャリングボードなどのボランティアを実施した

    会場のソニーグループブース内では、観戦者のライフプランに関する相談を受け付けた