Sony Pictures Entertainmentの最新作品情報を一挙に公開 米国映画業界最大級のイベント「CinemaCon 2026」
4月13日、ラスベガスで米国の映画業界における最大級の年次イベント「CinemaCon 2026」が開催されました。各スタジオが今後の作品ラインアップや新作の予告動画、独占映像などを初公開し、世界規模で業界全体が盛り上がるこのイベントで、今年もSony Pictures Entertainment(SPE)がオープニングプレゼンテーションを担いました。当日は、SPE Motion Picture Groupの経営陣に加え、映画製作者やキャスト陣が登壇し、アクション超大作、女性主人公の作品や、独創的なホラー映画、ファミリー向けコメディなどの多彩な作品群を紹介しました。
SPEは、質の高い映画・テレビ作品の制作・配給を担うとともに、PlayStation ProductionsによるゲームIPの映像化など、ソニーグループ横断のコラボレーションのハブとして重要な役割を担っています。その取り組みの一端は、CinemaCon 2026で公開された作品群にも、大きく体現されています。
まずはコメディアンのネイト・バルガッツィがタキシード姿で登場し、持ち前のスタンダップコメディで会場を沸かせた後、共演者のマンディ・ムーアを紹介。米国で5月29日に公開予定のファミリー向けコメディ『The Breadwinner(原題)』の独占映像を披露しました。脚本と主演を務めたバルガッツィならではの、家族や子育てを題材にした観察眼あふれるストーリー性の高いユーモアは、本作の大きな魅力となっており、多くのファンや家族連れが共感できる内容となっています。
続いて、Motion Picture Group会長兼CEOのトム・ロスマンが登壇し、映画業界の現状や、劇場での映画体験の価値について語りました。プレゼンテーションでの発言内容の詳細は、Varietyの記事でも紹介されています。
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また、俳優のトム・ホランドが「Hollandgram」と称したバーチャル形式でステージに登壇し、待望の新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の新たなティザーポスター2点と独占映像を初公開しました。世界的な大ヒットを記録した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に続く本作は、ピーター・パーカーとスパイダーマンの物語の新章となる作品です。前作から4年が経ち、友達、恋人、すべての人々の記憶から"自分"の存在を消された孤独な世界で、ピーター・パーカー=スパイダーマンの<新たなる物語>が始まります。本作は2026年7月末より世界公開予定で、米国および日本では7月31日に公開されます。
続いて、Sony Pictures Domestic Releasing プレジデントのアダム・バーグマンが登壇し、人気ホラーシリーズ最新作『Insidious: Out of the Further(原題)』の予告動画を披露しました。「インシディアス」シリーズは、これまでに世界累計7億4,000万ドル超の興行収入を記録しており、本作では新たな家族を軸に、異界「The Further」の恐怖をこれまで以上に進化させた物語が描かれます。本作は2026年8月19日より世界公開を開始し、米国では8月21日に公開予定です。
バーグマンの紹介により映画監督ザック・クレッガーが登壇し、彼の新作『バイオハザード』の予告動画が公開されました。本作はゲームシリーズの熱烈なファンでもあるクレッガーが、完全オリジナルストーリーとして「バイオハザード」シリーズを再構築しています。物語は、医療物資の配送を請け負ったブライアン(オースティン・エイブラムス)が、ある恐ろしい一夜の出来事によって知らず知らずのうちに混乱の渦へ巻き込まれ、アクション満載の終わりなき逃避行を繰り広げる姿を描きます。本作は2026年9月16日より世界公開、米国では9月18日に公開予定です(日本でも2026年秋公開予定)。
TriStar Pictures プレジデントのニコール・ブラウンからは、SPEが牽引する女性を主人公としたベストセラー小説の映画化作品の成功について紹介。その後、アカデミー賞®ノミネート歴のある俳優エル・ファニングとダコタ・ファニングが、新作『The Nightingale(原題)』の撮影現場から寄せたビデオメッセージが上映されました。本作は2027年2月に世界公開予定で、米国では2月12日に公開されます。演技に定評のあるファニング姉妹が初共演を果たす本作は、全世界で1,100万部以上を売り上げ、45言語に翻訳された作家クリスティン・ハナによる世界的ベストセラー小説を原作としています。
さらにブラウンは、傘下スタジオの一つである3000 Picturesによる『Klara and the Sun(原題)』の米国公開日と予告動画を公開しました。「人工親友」として生み出されたロボットのクララが、「"理想の居場所"とは?」という問いに向き合う物語で、ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロによるベストセラー小説が原作です。脚本・監督は『ジョジョ・ラビット』でアカデミー賞®を受賞したタイカ・ワイティティが担当し、ジェナ・オルテガが主演を務めます。今年後半に世界公開予定、米国では10月23日に公開されます。
Motion Picture Groupプレジデントのサンフォード・パニッチからは、山崎貴監督が初めて英語作品に挑む『Grandgear(原題)』について発表しました。本作はJ・J・エイブラムスおよびBad Robotが製作を手がけ、2028年2月に世界公開、米国では2月18日に公開予定です。
また、ジャスティン・リン監督も登壇し、新作『Helldivers(原題)』について紹介しました。Arrowhead Game Studiosによる人気ゲームシリーズを原作とした本作の主演には、ジェイソン・モモアが抜擢されています。2027年11月に世界公開予定です。
さらにパニッチは、数多くのメディアやゲーマーから"史上最高のゲームの一つ"とも評される『Bloodborne(原題)』のR指定アニメーション映画を製作中であることも発表しました。本作はPlayStation Productions、Lyrical Animation、そしてクリエイター兼ゲーマーであるショーン・マクローリン(JackSepticEye)が共同で参画します。
続いてパニッチの紹介で脚本家・監督のアーロン・ソーキンが登壇し、新作『The Social Reckoning(原題)』の予告動画を初公開しました。マイキー・マディソン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ジェレミー・ストロング、ビル・バーら豪華キャストが出演します。この作品は2010年公開のヒット作『ソーシャル・ネットワーク』に連なる作品であり、Wall Street Journalによる調査報道「The Facebook Files」を題材としています。マディソンが演じる若きFacebookエンジニア、フランシス・ホーゲンが、ホワイトが演じる記者ジェフ・ホロウィッツとともに、巨大なソーシャル・ネットワークに隠された秘密を暴く実話を元にした作品です。本作は2026年10月7日より世界公開を開始し、米国でも10月9日に公開されます。
Sony Pictures Animation プレジデントのクリスティン・ベルソンは、オリジナルアニメーション映画『Buds(原題)』の映像を初公開するとともに、『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の制作陣をステージに迎えました。プロデューサーのフィル・ロード、クリス・ミラー、監督のボブ・ペルシケッティ、ジャスティン・K・トンプソンが登壇し、大人気「スパイダーバース」シリーズ最終章となる新作の一部映像を公開しました。
アカデミー賞®受賞歴を持つ「スパイダーバース」シリーズの最終章『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』では、マイルス・モラレスが再び主人公として登場します。ミゲル・オハラ率いるスパイダーソサエティに追われ、仲間たちにも裏切られたマイルスは、故郷へ戻る方法を探しながらスパイダーバースの危険な領域へと足を踏み入れます。自身の使命によって家族が引き裂かれ、危険にさらされる中、マイルスは自らにとって最も大切なものを守り抜くため、時空を超えた壮大な戦いへと挑みます。本作は来年世界公開予定で、米国でも2027年6月18日に公開されます。
イベントの最後には、トム・ロスマンが再び登壇し、ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハートとともに『Jumanji: Open World(原題)』の映像を初公開しました。本作はジェイク・カスダン監督による世界的大ヒットを記録したアクションアドベンチャーシリーズの最新作であり、主演は登壇した3人のキャストとカレン・ギランが続投します。姿を変え続ける「ジュマンジ」から脱出するこれまでの物語から、今作では「ジュマンジ」の世界そのものがゲーム機から現実へと解き放たれてしまいます。本作は2026年12月に世界公開予定で、米国でも12月25日に公開されます。