人とロボットたちのコミュニケーションを拡張する自律型エンタテインメントロボット(aiboとpoiq)の協調

<概要>
aiboとpoiqがクラウド上のAI
を利用して協調動作する
自立型エンタテインメントロボットが身近になり、生活空間に複数のロボットが存在することがより一般的になってきています。これからは、現在の「ロボットと人」というコミュニケーションだけでなく、人を取り巻く複数のロボットが相互作用して、人を癒し、楽しませるといったことが起こるかもしれません。そのような近未来を、クラウド上のAIを用いて実現しています。ロボットが集めたセンシングデータを、クラウドで統合することで、適切なタイミングで、適切な協調動作を行うことが可能になります。
<開発責任者>
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吉中 慶
ソニーグループ株式会社
AIロボティクスビジネスグループ
<特長>
- ロボット同士が、ユーザーや周辺環境環境、互いの状況を理解しながら協調して動作します。動作のタイミングをそろえたり、異なる種類のロボット同士でも協調することも可能です。
- 複数のロボットのセンシングデータが、クラウド上に集められます。クラウドのAIが、協調して動くロボットのグループ形成やそれぞれのロボットの行動を提案します。
- クラウドのAIの提案をもとに、個々のロボットのAIが最適な行動を判断し、協調して動作します。
<今後の展望>
さまざまなロボットや機器が集めているユーザーや環境に関する情報を、クラウドを介して集約、AI処理で有効活用することで、より深いサービスの提供ができることを目指します。
aiboとpoiqに限定せず、社内外の様々なロボットやサービスとの連携も視野に入れて開発を進めていきます。