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パブリックビューイング in Africa (2010)

サッカーの試合を大型映像装置で生中継

ボール一つでどこでも楽しめるサッカーは、アフリカの人々にも人気のスポーツです。しかしながら、スタジアムはおろかテレビで試合を観ることすらできない人たちが大勢いるのが現状です。アフリカ大陸で初めてのFIFA ワールドカップを、アフリカの人々にも思う存分楽しんでもらおうと、ソニーは大会開催にあわせた2010年6月から7月にかけて国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)と共に「パブリックビューイング in Africa」を行いました。実施国はガーナ共和国とカメルーン共和国。まだテレビ普及率が低いため、自国チームの応援さえ難しい地域がほとんどです。そこで、ソニーの社員たちがUNDPやJICA、そして現地NGOの方々とキャラバン隊を組んで村の広場や学校など公共の場に大型映像装置を設置。アフリカ勢が出場する試合を中心に、生中継の上映イベントを行いました。

サッカーの力でHIV/エイズの蔓延予防対策を促進

「パブリックビューイング in Africa」は、官民連携のプロジェクトとしても注目されています。ガーナ共和国ではJICAと、カメルーン共和国ではUNDPと連携し、試合前やハーフタイムにHIV/エイズの啓発活動のほか、カウンセリングなどを実施します。アフリカでは若者を中心としたHIV/エイズの感染拡大が大きな社会問題になっており、世界のHIV感染者の67%(※)がサブ・サハラアフリカ(特にサハラ砂漠以南の国々)にいるという事実があります。病気に対する知識や情報の不足が大きな原因の一つと考えられており、UNDPやJICAでも子どもや若者を対象にしたHIV/エイズの予防啓発活動カウンセリング、検診などを積極的に行っています。この活動と子どもや若者に特に人気の高いサッカー観戦を組み合わせることで、より多くの人にHIV/エイズについての知識を広めることができます。実際、2009年にJICAと共催してガーナ共和国で行われたトライアルでは、JICAが地方部で行う通常のイベントに比べて参加者は約5倍の7,200人規模、HIV検診受診者は約3倍の1,100人規模と大きな成果となり、HIV/エイズの啓発活動の効果の向上が実証され、2010年の開催につながりました。

※Source:

サッカー好きな社員たちの熱意がプロジェクトの原動力

そもそもこのプロジェクトを企画したのはサッカー好きなソニーの社員たちでした。ソニーがサッカーを通してアフリカに貢献できることは何かを検討して出した答えが、パブリックビューイングのアイデアだったのです。普段の業務の壁を超えてこのプロジェクトに取り組む「アフリカの人たちにサッカーの感動を届けたい!」という熱い志は、今もプロジェクトの原動力になっています。
現地で使用する機材は200インチの大型スクリーンとビデオプロジェクター、16台のオリジナルスピーカー、そして最新ブルーレイディスク™プレイヤーなど。現地での雨風に耐えうるようシステム全体に様々な工夫を施しました。これらの機材はプロジェクト終了後、現地での活動やイベントに役立ててもらう計画になっています。
臨場感あふれる大音響と共に大画面に鮮明に浮かび上がるスーパープレイ。憧れの選手たちの一挙手一投足を見つめる子どもたち。夢と希望に満ちた歓声がもうすぐアフリカの大地に響き渡りました。

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