2010年6月から7月にかけて、カメルーン共和国、ガーナ共和国の両国で行われたパブリックビューイングin Africa。2カ国合計での上映イベント参加者は約24,000人にのぼり、イベントと並行して行われたHIV検査の受診者数は約4,800人と、目標を大きく上回るものとなりました。
カメルーン共和国ではUNDP(国連開発計画)と連携し、地方を含む4地域を回り、全部で8試合を生中継しました。同様に、ガーナ共和国ではJICA(国際協力機構)と共に電気の引かれていない地方も含む15地域を回り、現地の人々に全18試合の映像を届けました。
イベント期間終了後、パブリックビューイングに使われた機材のほとんどを両国へ寄贈。これからも活動に役立てられるように、現地スタッフへ使い方の研修も行ないました。
国連開発計画(UNDP)*カメルーン共和国での実施分について
国際協力機構(JICA)*ガーナ共和国での実施分について
カメルーン共和国 | 約5,350人 |
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ガーナ共和国 | 約18,650人 |
合計 | 約24,000人 |
カメルーン共和国 | 約1,800人 |
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ガーナ共和国 | 約3,000人 |
合計 | 約4,800人 |
カメルーンを応援する気持ちを込めて、日田市中津江村の小学生の皆さんがカメルーンへの応援の旗を3枚作りました。旗の半分に中津江村の子どもたちが布を切り抜いた様々な飾りを施したものを、今回のパブリックビューイングin Africaを行う会場に運び入れ、会場に集まったカメルーンの子どもたちが、残りの半分を作りました。両国の子どもたちの手で完成した3つの旗はそれぞれ、カメルーン現地、日田市立中津江小学校、ソニーに分けられました。
2010年9月3日には日田市立中津江小学校で、旗の返還式も開催され、カメルーンのピエール・ゼンゲ大使、坂本休・元村長のご出席のもと、子どもたちに旗が返還されました。