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EYE SEE ユニセフ子ども写真プロジェクト リベリア共和国の子どもたちの写真作品を見る
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リベリア共和国

リベリア共和国の国旗
国情報
首都 モンロビア
人口 328万人
面積 111,370km2
公用語 英語、その他各部族語
主要産業 鉱業(鉄鉱石)
農林業(天然ゴム、木材)
5歳未満児死亡率 235/1,000人
改善された水資源を利用する人の比率 61%
平均寿命 45歳
1人あたりのGNI(国民総所得) 140米ドル
1日1.25米ドルで暮らす人の比率 36%
識字率 男性:65%、女性:70%
児童労働に携わる子どもの率 不明

Data as of 2007, UNICEF

プロジェクトレポート

「うわあ、汚ない、汚ない……」。リンダ(15歳)とトーマス(14歳)は、自分たちが暮らす不衛生な環境を観察して、この様子を撮影することに決めました。ゴミと汚水をきれいにするのは、マラリアなどの予防可能な病気を防ぐためでもあるということを学び、地域社会をきれいにする必要があることを認識したからです。クリストファー(11歳)は、貧困で苦しむスラムの様子を撮影。「ばくたちの環境がどんなに汚いか、世界の人に見てもらいたいんだ」と教えてくれました。

撮影風景
撮影風景
撮影した写真

リベリアの首都モンロビアで行われたワークショップも5日間。ルワンダと同じくカメラマンのジャコモが9~16歳からなる20人の子どもを指導しました。彼らの半数は親元で暮らして学校へ通っていますが、残り半数は少年保護施設で暮らしている子どもたちです。この町には電線も水道もありません。14年間続いた内戦の終結から6年以上経ちますが、国はまだ完全に回復しきっていないのです。この戦争で約25万人が亡くなり、およそ12,000人の子どもたちが、武器を手にしたり、残忍な行為を目撃するなど、なんらかの形で戦闘に巻き込まれたといわれています。

ワークショップでは、写真技術を教わるとともに、撮影テーマについての話し合いが行われました。そのひとつが「マラリア」に関してです。リベリアでは5歳未満の子ども50万人と妊娠中の女性10万人が、毎年マラリアに感染しています。子どもたちは、なぜマラリアが子どもの主な死亡原因のひとつになっているのか、どうやったら予防できるのか、記録していくことが重要だと考えました。

「たくさんのことができると思うわ。蚊帳を買えるようになるだけで、夜刺されることがなくなるでしよ」、リンダ(15歳)は言います。「私の弟は、もうずいぶん前にマラリアで死んだの。診療所に着いたときは、もう手遅れだった」。

「貧困」をテーマに撮影に臨んだマイマ(15歳)は、少女たちの写真をたくさん撮りました。歯磨き粉を売る女の子のことを話し始めたとき、彼女は泣いてしまいました。「この子を見ていると、自分のことを思い出すわ。私は以前、おばさんのためにパンを売っていたの。売れ残ってると、よくおばさんにぶたれたわ」。

ワークショップに参加した子どもたちは、自分たちの社会を見つめ直すこと、写真を使ってそれらを表現することを学びました。そして、大勢の人と課題を共有して、自分の意見を述べるという貴重な経験をしたのです。マイマは、最後にみんなの前で感想を述べました。「以前は見えなかったのに、今は見えるものがあるわ」。

(ワークショップ実施:2007年)

All images ©UNICEF/G.Pirozzi

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