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テクノロジー

マネジメントアプローチ

基本的な考え方

ソニーは「テクノロジーに裏打ちされたクリエイティブエンタテインメントカンパニー」として、「テクノロジーを通じて世界を感動で満たす」というPurposeにもとづいて研究開発を推進しています。経営の方向性としての「人に近づく」をテクノロジーの力で実現するために、ソニーは、クリエイター、ユーザーの「人の動機」に近づくことが必要不可欠だと考えています。ソニーは、「人の心を動かす」「人と人を繋ぐ」「人を支える」を目的とした幅広い事業ポートフォリオを有しています。これらの「人」を軸に構成された事業の社会的意義は高まっており、テクノロジーを通じて、「人」「社会」「地球」が抱える課題の解決へ貢献することを目指しています。

体制

ソニーの研究開発組織 (コーポレートR&D) では「ソニーグループ全体への貢献」「中長期的な骨太の技術テーマ設定」「オープンイノベーションの強化」を実行しています。各事業の研究開発をサポートするのと同時に、ソニーグループの多様な事業によってテクノロジーの進化を加速させ、グループ内でシナジーを生み出しています。また、コーポレートR&Dは、主に3年から10年先の時間軸を意識した研究開発を実施していますが、当該費用のうち5%以内を、将来を見据えた技術のシーズ探索に配分し、中長期的な潮流の変化にも柔軟に対応できるようにしています。
コーポレートR&Dは、日本、中国、欧米にある複数の拠点と連携し、それぞれの地域の特徴や強みを生かした研究開発活動を行っています。さらなる海外拠点の強化を目的に、2020年7月にはインドのベンガルール・ムンバイの2拠点に、9月には中国の深圳に研究所を設立しました。現地の優秀な研究人材の獲得を目指すとともに、ソニーグループの持つ各事業のさらなる連携を進めていきます。また、各研究開発拠点間のマネジメントや人材の流動性を高め、より多様な視点での研究開発の強化を継続していきます。エンタテインメントや金融などソニーグループを横断するプロジェクトでは、実組織の枠組みを超えたチームを編成し、フレキシブルかつスピーディーに英知を結集して活動を推進しています。
なお、より広い視野でクリエイターやユーザーの動機を収集し、事業の可能性を広げる活動として、大学や研究機関との連携をはじめとするオープンイノベーションにも積極的に取り組んでいます。

ソニーコンピュータサイエンス研究所 (ソニーCSL)

ソニーCSLは、新たな研究領域や研究パラダイム、新技術や新事業を創出し、人類・社会に貢献することを目的に、1988年に設立されました。研究者の自由意思を尊重し、単なる模倣や改良に終わらない、真に創造性にあふれた研究活動を行っています。
研究領域は発足当初のテーマである次世代のコンピュータシステムから、システムバイオロジー、経済物理学、インタラクションへと拡張。現在はさらに、生態系、都市計画、エネルギーなどの社会課題、人間の能力や創造性の拡張、そしてAIやデータ解析にも取り組んでいます。2020年には東京、パリに続く3つ目の拠点となる京都研究室を新たに開設し、さらなる価値創造を目指しています。

ソニーAI

Sony AI (株式会社ソニー AI) は、「AIで人類の想像力とクリエイティビティを解き放つこと」というミッションのもと設立されました。Sony AIは、AIの研究開発を加速し、ソニーグループの擁するイメージング&センシング技術、ロボティクス技術や、映画・音楽・ゲーム等のエンタテインメントの資産を掛け合わせ、全ての事業領域における変革と、新たな事業分野の創出に貢献することを目標としています。将来的にはソニーの事業ドメインの枠を超えて、世界規模の課題解決に対する貢献へとつなげていくことも目指していきます。また、AIの強力な影響力を理解し、公平で透明性があり、責任あるAIの開発で社会に貢献することを目指します。

Sony Startup Acceleration Program (SSAP)

2014年、ソニーのスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラムとして開始しました。アイデア創りから商品化、事業運営、販売、拡大に至るまで総合的に支援する仕組みを整備しています。これまで社内で培ってきた国内外での新規事業育成や事業立ち上げの経験やノウハウを、スタートアップ支援サービスとして、大企業内新規事業、ベンチャー企業やNPO、行政/地方自治体、教育/研究開発機関等の社外にも提供しています。2020年2月には国連プロジェクト・サービス機関 (UNOPS) とイノベーション領域における協業契約を締結しています。

Sony Innovation Fund

2016年7月に創設されたソニーイノベーションファンド (SIF) はスタートアップ企業を対象としたコーポレートベンチャーキャピタルです。日本と北米、欧州、インドを拠点として、AIやロボティクスからモビリティ、IoT、医療、フィンテック、エンタテインメントなど幅広い事業領域において投資活動を展開しています。
2020年9月にこの活動の一環として新しい環境技術の育成に特化したSony Innovation Fund Environment (SIF:E) を創設しました。さらに、2021年6月に投資先各社に対するESG評価プロセスを導入し、各社のESGへの取り組みを支援するプログラムを開始しました。社会課題の解決に役立つ技術とそれらを保有するベンチャーの支援を通じて、持続可能なより良い社会の実現に向けた活動を推進していきます。

2020年度の主な活動実績

  • インド・中国などグローバルでの研究開発拠点の設立と強化
  • 次世代モビリティの進化への貢献を目指したVISION-S試作車の開発を進め、技術検証用公道走行と5Gネットワーク対応走行試験を開始
  • AI処理機能を搭載したインテリジェントビジョンセンサー「IMX500/501」を商品化。消費電力削減やプライバシーへの配慮を実現
  • 次世代の宇宙通信インフラ構築への貢献を見据え、開発した小型光通信装置SOLISSを用いた実証実験で、国際宇宙ステーションと光地上局間との双方向通信に成功
  • コーポレートベンチャーキャピタルSony Innovation Fund:Environmentの第一号案件として拡張生態系関連技術に特化した事業を推進する株式会社SynecOを設立
  • 「ソニーグループAI倫理ガイドライン」の実践体制と活動の進展

今後に向けて

ユーザーやクリエイターに近づきその動機を深く理解することで、経営の方向性に沿った研究開発に継続的に取り組み、多様な事業をテクノロジーで貫くことで新たな価値を創造していきます。

活動報告

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