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日本(東北)-岩手県大槌町

国旗

東日本大震災について

岩手県の被災状況
死者 4,667人
行方不明 1,368人
震災孤児    479人

出典

  • 死者・行方不明者の数:
    消防庁「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)について(第143報)」
  • 震災孤児:
    厚生労働省 2011年12月28日付け

日本 地図

プロジェクトレポート

岩手県大槌町で開催したワークショップには、吉里吉里中学校の3年生6人が参加しました。

大槌町は岩手県沿岸部に位置する人口15,277人の小さなまち。漁師町として栄えた大槌の子どもたちにとって、海は遊び場所であり、生活の一部でもありました。高台にある吉里吉里中学校の校舎からは、被災したまちと海を一望することができます。

プロジェクトレポート
プロジェクトレポート
プロジェクトレポート

「あそこに見える海岸で、2年生の生徒が毎年ワカメを育てていたの。でも今年はダメになっちゃってかわいそう」。佐野薫さん(15歳)はクラスの行事やまちのお祭りなど、思い出がつまった海岸を見つめて、そう話しました。彼らは取材を通して、タクシーの運転手さんから「助けを求めるお年寄りを救おうとしたけれど、自分自身も津波に襲われてずぶぬれになって逃げた」という話を聞きました。

「いつもは花とか植物ばかりを撮っているから、人を撮るのは難しいなと思いました。今度はもっと普通にしゃべっているところが撮りたいな」。老人福祉施設におじいちゃんを訪れた釜石望鈴さん(14歳)は、撮影の様子をそう振り返ります。

大槌町の復興第1号店舗となった仮設食堂「よってたんせぇ」は漁家の女性6人で営んでいる。人々が集う場を作った女性たちが「温かなものを食べて元気になってほしい」と笑顔で働く様子を取材しました。奥さんたちは「吉里吉里の子どものことはみんな知っているよ」と明るい笑顔で子どもたちに話しかけます。

カメラのファインダーを通して、子どもたちは改めて、自分たちの気持ちや暮らす空間を見つめ直す機会を得ました。小学校から中学校まで同じクラスで過ごした子どもたちは3月には卒業。それぞれが別の道を歩み始めます。

(ワークショップ実施:2011年)

All images ©UNICEF/G.Pirozzi

子どもたちの写真作品を見る
プロのカメラマンから写真の撮影法や構図の取り
方を学ぶ
「この校庭のすぐ近くまで津波が来ました」
中学校に建てられた仮設住宅をファインダー越し
に見つめる中学生
「すごい……」
被災地域を初めて歩き、圧倒される子どもたち
震災前に釣り人でにぎわった海が閑散としている
様子を撮影

大槌町の撮影者たち(名前、年齢)

上山 敦也 15歳
佐野 薫 15歳
釜石 望鈴 14歳
港川 咲絢 14歳
外舘 太一 15歳
佐野 智則 15歳

All images ©UNICEF/G.Pirozzi

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