【感動価値をソフトウェアで創造するSDNA特集Vol.4】新人×チューター対談。チーム全体で支える新人の成長。

ソニーグループ唯一のソフトウェア開発専門会社である、ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社(以下、SDNA)。本特集では、SDNAで働く人を通じて、同社の魅力をさまざまな角度から発信していきます。
今回の記事では、「新人×チューター対談」をテーマに、福島さんと西村さんにインタビューしました。「チューター制度」※を通じて形成される新人とチューターの関係性や、チーム全体としての新人への関わりについて、掘り下げていきます!
※チューター制度とは
入社後1年間、配属先の先輩社員がチューターとしてキャリアのスタートをサポートする制度です。それぞれの領域における実務習得の機会に伴走しながら、エンジニアとしての基礎づくりを支えます。職場や仕事に慣れるためのアドバイスだけでなく、会社生活についての相談にも応えます。

- 園井 千智
一番相談しやすい相手になる
── まずは、簡単に自己紹介をお願いします!
西村:2020年に入社して以来、PlayStation®のフレンド機能のUI開発を担当しています。 PlayStationを開発するソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下SIE)から委託を受けてSIEの開発チームと共に業務にあたっています。2023年に、福島さんが私たちのチームに配属され、1年間チューターを務めました。
福島:私も入社してから2年間、西村さんと同じ業務を担当しています。
── 私自身、社会人になることへの不安を感じているのですが、福島さんは入社した当時いかがでしたか。
福島:私の部署はリモートワークが多いのですが、入社当時はそこに不安を感じていました。学生時代からリモートでのグループワークに苦手意識を持っていたので、その環境に適応できるかが心配でした。一方で、ソニーには「チューター制度」があると知っていたので、チューターが話しかけやすく、相談しやすい方だといいなという期待もありました。

── こうした不安を抱える新入社員に対して、チューターとしてどのように関わろうと考えていましたか。
西村:チューターとして、一番相談しやすい相手だと思ってもらうことが重要だと考えていました。ただ、私だけでなく、他のチームメンバーと会話することも今後仕事をする上で生きてくると思ったので、そういった機会を作ろうと意識していましたね。
福島:入社後すぐ、西村さんがチームメンバー5人程度のグループチャットを作ってくださったので、業務で悩んだときなどは西村さん以外の方にも相談しやすかったです。西村さんだけでなく、チーム全体として私を支えてくださっていると感じていました。
新人の主体性を育てる
── 新人へのサポートとは、具体的にどういったことをするのですか。
西村:毎年12月に新人向けのテーマ研修発表会※があるのですが、それに向けた課題の設定が主なサポート内容です。フェーズは2つに分かれていて、前半では、プログラミング言語などの基礎を学びながら三目並べを作ります。私たちのチームでは、三目並べを作るのが恒例のOJT課題となっているんですよ。
そして後半では、PlayStationにあったらうれしい機能を考えて作っていきます。実際に機能実装されて販売するわけではないので、架空の機能を考えるということになりますね。「こういったものを作ってください」という課題を新人に渡して、具体的な中身を考えてもらうんです。私だけでなく、他のメンバーからも意見をもらって、徐々に形にしていきます。
※テーマ研修発表会とは
配属後の一定期間、配属職場の業務に関連する内容や、あえて異なる内容など、業務遂行に向けて自ら設定したテーマで研修に取り組み、成果報告会を実施します。先輩社員、トップマネジメントからフィードバックを受け、さらなる実践につなげていきます。

── 後半の部分では、特に新人の主体性が重要になってくると感じます。
西村:私もそう思います。福島さんは、自分でできるところは着実に進めつつも、分からないところがあれば積極的に質問してくれていた印象があります。
福島:私としても主体性は意識していました。チーム全体で毎朝30分のミーティングが設けられており、そこで西村さんや他のメンバーに相談できたことで、不安なく進められたと思います。業務のこと以外にも、PlayStationの開発秘話などを聞く機会もあり、毎日楽しく仕事をしていました。
── 仕事が不安だという気持ちから、楽しいという気持ちに変わっていったのですね。
福島:そうですね。仕事が楽しいのは今も変わっていません。担当する業務に関してもそうですが、チーム全体としてコミュニケーションを取りやすい環境なので、その中で仕事ができているということが一番楽しいと感じるポイントです。

西村:私自身、新人に仕事を楽しいと思ってもらうことを目標にしていたので、「楽しい」という言葉が聞けてうれしいです。テレワークが多い部署なので、上手くいかない時に一人で悩みがちな側面があると思っています。なので、オンライン上でも気軽に相談できる雰囲気を作ることで、楽しいと思ってもらえたらなと考えていました。
目指すべき相手こそがチューター
── お二人の考える「チューター制度」の良さは何ですか。
福島:自分が目指すべき存在が明確であることだと考えています。一番身近な先輩がチューターなので、何かあればすぐ相談できるというのはもちろんのこと、仕事のスタイルやコミュニケーションの取り方など、参考にできる部分が多くあります。
西村:チームメンバーと信頼関係を構築する期間が用意されているところだと思います。いきなり業務に入ることなく、基礎的な部分を学んで実践するというフローを経験することで、その後の業務に安心して取り組めると思います。

── お二人は当時、それぞれチューターや新人として働く中で、どういった気づきがありましたか。
西村:技術的な部分に関して、学び直す必要があると感じました。新人に教えるにあたっては、自分自身が業務に携わる知識をしっかりと理解しておく必要があると思い、プログラミング言語などの基礎を洗い直す作業は徹底しましたね。
福島:私は、コミュニケーションに関して学んだことが多かったと思っています。特に、自分からコミュニケーションの場を作ることが重要だと学びました。「業務の進捗はどう?困ったことはない?」という些細な会話の場を設けるだけで、話しかけやすいと感じてもらえます。当時、西村さんとの会話の中でそれに気づいたことで、今の自分にもその考えが生きていると思います。
仕事を楽しいと思ってもらえる雰囲気を作る
── 今後、新人の方と関わる中で意識していきたいことはありますか。
福島:仕事を楽しいと思ってもらえるような雰囲気づくりは意識したいですね。私自身、西村さんや他のチームメンバーのおかげで楽しく仕事ができました。なので、今度は私が新人とのコミュニケーションの場を積極的に作り、話しかけやすい空気を作っていけたらと思います。
西村:私も同じように感じています。それに加えて、これまで新人にやってもらった課題を集約し、業務に必要なポイントをより体系的に学ぶことができる仕組みを作りたいと思っています。仕組みを確立させることで、チューター、そして新人の負担も減ると思うんですよね。現在、チーム内でそれに取り組んでいるので、私も一員として積極的に関わっていきたいです。
<編集部のDiscover>
お二人の関係性の良さを感じたインタビューでした!お互いがうんうんと相づちを打ちながらお話しされていたり、当時のことを思い出して笑いが起きたりと、心地よい雰囲気の中でお話を聞くことができ、私自身とても楽しかったです!特に、チューターと新人という関係ではなくなった今でも、当時と変わらないコミュニケーションをしているという点が印象的でした。新人にとって、何でも相談できるチューターの存在は大きいと感じるとともに、築かれた信頼関係はその後の仕事においても生きてくるのだと思いました。今回のお話を聞き、少し社会人への不安が和らぎました。











