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【就活生必見!】"体験"をカタチにするUI/UXデザイナーの魅力と就活のリアル

Culture

みなさんはソニーの新卒採用では技術系・事務系問わず、コース別採用を実施していることをご存知でしょうか。コース別採用では希望のコース(領域・職種)に応募いただき、内定後コースに沿った配属が確定します
本記事では、UI/UXデザイン・人間中心設計コースで入社し、主にスマートフォンのUI/UXデザインを担当されている榊原さんにご登場いただき、就職活動時にソニーのUI/UXデザイン・人間中心設計コースを選んだ理由や、現在の業務内容などを詳しくお聞きしてきました。

組織変更等の理由により、配属先が募集のコースと異なる可能性もあります。

榊原 颯
沖本 純平

製品・サービスの企画初期からリリースまで伴走するUI/UXデザイン

── これまで担当されてきたお仕事について教えて下さい。

スマートフォン領域で、UI/UXの設計・改善を担当しました。もう少し詳しく説明すると、ユーザーが使いやすく、高い満足度を得られる製品・サービスを生み出すことを目指し、人間中心設計という開発プロセスを取り入れて、製品・サービスのユーザーインターフェース(UI)やユーザー体験(UX)をデザインする、という仕事です。
入社1年目はスマホアプリのUI改善や他社と共創した日本語入力キーボードの使い勝手(ユーザビリティ)改善など、ユーザーが"使いにくい"と感じるUIの部分を改善してきました。
2、3年目では、UI改善だけでなく、製品開発プロセスへの人間中心設計の導入やUXデザインにも取り組みました。新製品の開発プロセスの上流段階から伴走し、簡易的なプロトタイプの制作をエンジニアチームやデザイナーと協力して進めながら、実際のユーザーによる評価と仕様改善を繰り返すことでUXを磨いていく、という一連のUXデザインサイクルを実行しました。また、最近ではアクセシビリティの改善や新規事業開発にも関わり、より幅広いユーザー体験の設計に携わっています。

UXはユーザーが使う前から後まで含めたすべての体験のこと。人間中心設計は、技術中心ではなく、人を中心に望ましい体験を設計していく方法のこと。

アクセシビリティは、年齢や障がいなど個人の特性や能力、環境にかかわらず、製品・サービス・エンタテインメントを利用できること。

── 最も印象に残っているプロジェクトについて教えてください。

Xperia™の新機種のUX開発に製品の企画段階から参加させてもらったプロジェクトです。新しい物理ボタンの機能(カメラ起動・スクリーンショットなど)や配置といった初期検討から、カメラを起動してからの細かなボタン操作仕様に至るまで、何度もユーザー調査をおこない仕様をブラッシュアップし、"日常使いで便利なスマホ"となるようこだわりました。また、障がいのあるユーザーをお招きしてアクセシビリティの検証を徹底しておこない、誰にとっても使いやすい製品性を目指しました。
ご購入いただいたお客様からのフィードバックは定性・定量の両面から収集・分析していますが、本機能に対して概ねポジティブな反応をいただけたので、たいへん嬉しく思っております。

【写真】 ユーザーによる評価で用いたモック

そもそもなぜソニーのUI/UXデザインに?

── 就職活動ではどんな業界や職種を見ていましたか?

"ユーザー体験をど真ん中で考えられる職種"を軸に探していました。業界は特に絞り込まず、広告代理店やIT系の企業、コンサルティング会社など、幅広く検討していました。実際に就職活動を進めてみると、例えば同じ"UI/UX"と名の付く職種でも、作るモノがあらかじめ決まっている状態で、見た目などのビジュアル面をデザインする業務や、情報構造の整理やワイヤーフレームの作成を主に担当する業務など、具体的な業務内容は様々であることを知りました。

── 最終的になぜソニーのUI/UXデザイン・人間中心設計コースを選んだのでしょうか?

自分の専門性が最も活きる環境だと感じたからです。
当時、大学ではデザイン思考やシステムデザインの分野を学んでおり、様々なプロジェクトでユーザー調査からの課題発見、アイデア提案、プロトタイピングを経験していました。FigmaやIllustratorといったデザインツールでアプリのUIをデザインする時もあれば、プロト開発のためにコーディングやCAD設計をおこなうこともありました。ただ、美大生ほどビジュアルデザインに特別な強みがあるわけではなく、工学を専門とする他の理系学生ほど技術力に特別強みがあるわけでもない。幅広く様々な分野の知識や経験を得られている一方で、なにかに特化しない"どっちつかず"なことを自分の弱みだと感じてしまっていました。
しかし、ソニーのUI/UXデザイン・人間中心設計コースのインターンに参加した際に、『技術』とユーザーの『感性』、その両方をつなぐ"橋渡し"をするスキルと役割が必要とされていることを知りました。当時は"どっちつかず"にすら思えた自分の専門性がまさに求められている環境だと感じて、ソニーのUI/UXデザイン・人間中心設計コースに応募しました。

── 入社してからのギャップはありましたか?

インターンに参加していたので入社時に大きなギャップはなかったのですが、良い意味で驚いたのは、自由度の高さです。まだ入社2、3年目なのに、関わっているプロジェクトの進め方を一任してもらいました。また、プロジェクト以外にも、自分が興味のある活動に参加したいという意思を上長に伝え、参加させてもらうことができました。ソニーには、全社的にボトムアップ的な活動が歓迎されている風土があります。入社2年目にもかかわらず自主提案した新規事業アイデアに対して予算をつけていただき、事業化に向けて活動をさせてもらえたのも驚きでした。デザイン思考を実践している学生は、自分でアイデアを提案して、そのアイデアを具体化していくチャレンジが好きな学生が多いと思っていますが、そういった学生にとってソニーの風土・環境はかなり合っている、と自らの経験を通して感じています。

大学1年生のときの榊原さん。デザインサークルに所属し、様々なモノづくり/コトづくりをしていた。
「チームには何か一芸に秀でているメンバーが集まっており、力を持ち寄って何かを作る楽しさを学んだ」とのこと。

若手UI/UXデザイナーのモデルスケジュール

── 読んでいる方がイメージできるように、1日の仕事の流れを教えてください。

始業後、メールやチャットのチェックや、その日のスケジュールとタスクの確認をやります。その後はその日によって変わりますね。1日に3~4件はプロジェクト関連のミーティングがあり、新製品のUXや仕様検討を行うことが多いですね。。空き時間ではプロジェクトの計画書やプロトタイプ、プレゼン資料の作成など、個人業務を実行する、という感じです。出社は週3回程度です。週次のチームミーティングがある曜日は固定で出社しており、ブレインストーミングのような発散的なディスカッションもなるべく対面で行うようにしています。

【ある1日のスケジュール】
- 9:30
出社または在宅勤務開始。いつも仕事をしながらToDoリストを更新しているので、リストを確認し、今日やるべきことを整理。前日からの持ち越しや急ぎの案件もここでチェック。

- 10:00〜12:00
プロジェクト関連のミーティング。仕様の決定やUX体制の議論、進捗報告など。会議は多いが、メンバー同士の意見交換が活発で、課題の共有や新しいアイデアが生まれる場にもなっている。

- 12:00〜13:00
昼休み。出社時は同僚とランチに行くことも多い。

- 13:00〜15:00
チームの定例会議や1on1ミーティング。進捗確認や困りごとの相談、業務の方向性のすり合わせなど。個人の裁量が大きい分、コミュニケーションを密に取ることでチーム全体の方向性を合わせている。

- 15:00〜18:30
個人作業。プロトタイプ検討やユーザビリティテストの準備、資料作成など。

- 18:30
業務終了。

── 最後に、読んでいる就活生の皆さんにメッセージはありますか?

理系のバックグラウンドを活かしながらユーザー体験をつきつめる仕事をしたい!という方にはぴったりなコースだと思います。ぜひぜひソニーのUI/UXデザイン・人間中心設計コースに応募していただいて、一緒に製品やサービスのUX向上に取り組んでいきましょう!

<著者のDiscover>
榊原さんが製品開発の上流から下流まで伴走し、リサーチや顧客分析、UXや仕様の検討を通じて、より魅力的な"体験"をカタチにできるこの職種の魅力を、改めて強く感じる良い機会となりました。
榊原さんがご自身の弱みだと感じていた"どっちつかず"さが、就職活動を進める中で、『技術』とユーザーの『感性』を"橋渡し"する、という強みに変わっていったという話がとても印象的でした。
著者自身を含め、UI/UXデザインや人間中心設計に興味がありつつも、就職活動の進め方に悩んでいる就活生を多く見てきたので、本記事が少しでも参考になると嬉しいです。


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