未経験者から会計士資格保有者まで、さまざまな人材を育むソニー経理の高い専門性と業務の幅広さ。

企業における経理の役割は、企業の経済活動に関わるお金の動きを管理し、経営の意思決定をサポートすること。世界中の国と地域で多様な事業を展開するグローバル企業であるソニーグループ(以下、ソニー)にとって、経理部門が担う業務領域の広さや責任の大きさは想像に難くはないでしょう。
実際に、ソニーの経理組織は高い専門性を有したプロフェッショナル集団(詳細は本文を参照)であると自負しています。また、専門性の高さだけでなく、経理業務の幅広さと人材育成の仕組みも特徴の一つ。大学で会計等を学んでいなかった方でも、入社後に専門性を身につけることができるのが魅力です。ハイレベルな専門性を持つ経理組織で、新入社員はどのように専門性を高めていくことができるのか。そして、そもそもソニーの経理は何がすごいのか、インターンで経理コースを担当する福本さん、田畠さん、福田さんに話を聞いてみました。
※2026年春インターン Business Master Programは募集終了しました。ご応募ありがとうございました。
これが、ソニーの経理の特長。
── ソニーの経理が日本トップレベルを自負するその理由、経理組織としての特長について教えてください。
福本:まず、ソニーには6つの事業セグメントがあるため、異なる経理課題に対応する現場サポート力が求められます。また1,546という連結子会社数(2025年3月時点)は日本一の多さであり、それらを連結して決算数字を取りまとめています。こうした事業環境から、経理業務には高い専門性が求められます。
さらに、年度末から決算発表までのスピードは上場企業としてトップクラスと言われており、経営のスピーディーな意思決定に貢献できていると自負しています。
福田:資格保有者の数も、ソニーの経理の特徴の一つです。約230名の経理パーソンのうち、約2割が日米会計士の資格保有者です。ソニーで働きながら資格取得された方もいます。
田畠:経理組織として特徴的なのは、経理の中に、人材育成やDX(Digital Transformation)推進、ESG(Environment、Social、Governance)といったテーマに取り組む部署が存在することです。これにより経理職能としての専門性を生かしながら、人と組織の成長が実現できていると感じます。

事業領域の広さから生まれる、経理としてのキャリアの可能性。
── 働く人にとってはどのような点が魅力なのでしょうか。
福田:経理担当としてさまざまな事業に関わることができ、また経理業務としてのバリエーションも税務から連結会計、固定資産やタックスプランニングなど多岐にわたります。他社では転職しなければ経験できないような業務にも、社内にいながらチャレンジできるのです。企業における経理業務の中で、ソニーで経験できない業務はまず無いのではないでしょうか。
特に若手のうちは3年に一度くらいのペースで異動があり、さまざまな業務を経験できるため、自身の志向や適性に合わせてキャリアを模索することができると感じます。
田畠:経理組織として専門性が高く、各分野における経理のエキスパートが社内にたくさんいることも、キャリア形成において魅力だと思います。働きながら会計士資格を取得した先輩方が職場にいることで、私自身も刺激を受けています。
また経理職について、領収書や伝票を確認して数字を入力するような作業をイメージされる方もいるかもしれませんが、そういった作業の多くは外部へ委託しています。私たちはビジネス課題に対する打ち手を考える企画業務や、経理的判断を伴う業務を担っています。
ソニーは世界中の国と地域でビジネスを展開していますが、経理業務に関しては日本がヘッドクオーター(本部)として主導権を持ちます。高い専門性と大きな裁量を持ってグローバルに働けることは、仕事のやりがいにもつながると思います。

経理分野未経験者も歓迎。専門性は入社後にも高められる。
── 新卒採用においては、大学等で経理や会計について学んでいない方も採用対象にしているとお聞きしましたが、それはなぜでしょうか。
福本:採用時に私たちが重視しているのは、経理における専門性だけでなく、コミュニケーション力や学び続ける姿勢、チャレンジ精神といったさまざまな要素です。もちろん経理に関する知識があれば大歓迎ではありますが、専門性は入社後にも磨いていくことができます。実際に、毎年新卒採用で入社される方の中には、大学で経理や会計を専門に学んでいなかった方もいます。
── 入社後に専門性を高めていく機会としてはどのようなものがあるのでしょうか。
福田:人材育成の場として、月に1~2回のペースで勉強会が行われています。経理パーソンであれば年次を問わず参加でき、学ぶ機会としては非常に魅力的だと感じています。
また、新人メンバー向けには経理部の人材育成課が主催する座学や研修、工場見学などもあります。たとえば決算発表をテーマにした座学では、事前に設定した課題に対して受講生がチーム発表を行った後、経理部門のトップである経理センター長が講師となり、決算発表の内容を解説します。音楽やゲーム部門でのM&Aの話といった、新人のうちから関わることの少ない業務や事業の話が聞けるなど、私も毎回とても勉強になっていました。
田畠:働きながら資格取得に挑戦できるという点では、学習のための専門学校の通信講座なども自己負担無く受講できますし、資格取得を組織でサポートする風土があります。
福田:また、入社後1年間は先輩社員がチューターに就くため、日々の業務についてわからないことがあれば何でも相談できますし、毎年新入社員を迎えていますので、組織内に新人育成のノウハウが蓄積されています。

── ちなみに、田畠さんと福田さんはなぜソニーで経理をやってみようと思ったのですか?
田畠:私は、大学で会計学を専攻していたことから、漠然と数字を扱う仕事に就きたいと考えていました。そんな中、ゼミ活動で「優秀企業研究」というテーマに取り組む機会があり、そこで出会ったのがソニーです。机上で優秀と謳われているソニーを自分の目で見てみたいと思い、経理コースのインターンに応募しました。
実際にインターンに参加してみると、多様なビジネス一つひとつの数字の裏付けにおもしろさを感じると共に、社員の方々の「個を尊重する空気感」に一番の魅力を感じ、入社を決めました。
福田:私は、学生時代は国際関係・国際開発について学んでおり、大学での学びと現在の職種に直接的な関連性はありません。一方で、元々ビジネスを通して海外の途上国と関わりたいという思いが強くあり、また専門性を身に付けて経営に近いところで働きたいという思いも持っていました。そこで、海外赴任のチャンスが多いグローバルメーカーかつ、経営に数字の面から貢献できる経理職の職種別採用をしているソニーで働くことを考えるようになりました。
実際に私は現在入社3年目ですが、海外での研修を経験させていただき、国内でも少しずつですが業務を通して様々な会計・税務論点を身に着けることができています。若手でもチャンスをいただける組織だと感じています。

インターンでは経理業務の幅広さを感じとってもらいたい。
── 経理や会計について学んでいなくても、インターンに参加できるのですね。では、ソニーのインターンのひとつであるBusiness Master Program(以下BMP)経理コースの内容についても簡単に教えてください。
福田:経理のBMPは3日間のプログラムです。1日目と2日目は講義やワークショップを通して、ソニーの経理業務について知っていただき、3日目には課題についてプレゼンテーションを行っていただきます。また各日、若手社員との交流のための座談会や懇親会も予定しています。
── BMPの狙いについても教えてください。参加する学生のみなさんには、どのようなことを感じ取ってもらいたいですか?
福田:講義やワークショップは、それぞれの事業や業務に携わっている社員に担当してもらうのですが、ソニーの経理業務の幅広さを知ってもらい、そしてそこにおもしろさを感じていただけるとうれしいです。
田畠:ソニーの経理にはいろいろな専門性を持った、個性豊かな社員がたくさんいます。実際に働いている社員の姿を見て、話してみると、どこかご自身との共通点がみつかり、これからのキャリアの参考になるような社員にきっと出会えると思います。
── では最後に、BMP参加を検討している方々へメッセージをお願いします。
福田:私のように、大学で会計について学んでいない方にもぜひ参加してほしいです。BMPでは基礎からしっかり学べるので、(もちろん努力は必要ですが)未経験でもソニーの経理業務の魅力を体験していただけると思います。現時点の知識量よりも、学び続ける意欲が大事です。ぜひトライしてみてください!
田畠:大学で学ぶ学問としての会計は、ビジネスにおける実務とはやはり異なる部分があります。もちろん大学での学びとつながるところもありますが、BMPを通してソニーの経理ならではの業務の幅広さや、多様な事業を実際に動かしていく経理実務のダイナミズムを感じていただけるとうれしいです。
ソニーは大きな組織ですが、自分の意志で手を挙げれば多くのことに挑戦できるチャンスがあるのが醍醐味だと思います。現時点で会計知識がある方も、そうでない方も、ソニー経理に少しでも興味を持っていただいたら、まずはBMPから手を挙げてみてください!
福本:ソニーのビジネスには興味があるけど、経理は自分に関係ないかな…と思っている方。そういう方にこそ、ソニーの経理業務のおもしろさを知ってほしいと思っています。私たちが日々向き合っているのは、決まった手順でこなす事務作業ではなく、事業に直接貢献できるビジネス課題です。ソニーのビジネスに携わりたい方はぜひ、BMP経理コースへの応募をご検討ください。

<編集部のDiscover>
経理職というと専門性が高いイメージがあり、なんとなく入社時から専門的な知識や経験を求められるような感覚を持っていました。だからこそ、大学で経理や会計を学んでいなかった福田さんが、BMPの経理コースに参加して、いま経理職として活躍されていることに驚くとともに、なんだかカッコいいなと思いました。キャリアっていうのは、こうやって切り拓いていくんですね。
大学で専門的に学ばれた方はもちろん、そうではない方もぜひ。ソニーのビジネスに興味がある方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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※2026年春インターン Business Master Programは募集終了しました。ご応募ありがとうございました。











