【ソニーのヒトってどんな人?Vol.9】理系から人事へ。正解のない世界で日々新しいことに挑戦し、可能性を広げる

ソニーグループ(以下、ソニー)の社員の「その人らしさ」に迫る連載企画。それぞれの個性をMy Work(仕事内容)、My Passion(仕事への想い)、My Sony(自分にとってのソニー)、My Future(将来の展望)の4側面からクローズアップしていきます。
今回は連載企画第9弾として、ソニーグループ株式会社(以下、SGC)のグループ採用課にて、ソニーグループ全体を横断する採用施策に携わる貞松さんにインタビュー。2022年に新卒で入社し、PS5等を扱うソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)での人事業務を経て、現在はローテーションでSGCへ異動。人事として採用広報業務に従事する他、理工系女子学生を対象にした奨学金支援と次世代のSTEAM GIRLSにバトンをつなぐプログラム「SONY STEAM GIRLS EXPERIENCE」の事務局も兼務しています。
大学では農学部で海外の農業について研究していたという貞松さんが、なぜソニーでの人事職を選ばれたのか。いつも「新しい挑戦を」という信念と「人事」という仕事の奥深さについて語ってもらいました。

- 貞松 咲月

- 徳田 莉子
MY WORK <システムにはない「曖昧さ」に向き合う>
── まずは、入社から現在までの経歴について教えてください。
2022年に新卒入社し、最初はPlayStationなどを扱っているSIEの人事に配属となりました。そこで3年半、主に勤怠連携や人事発令、年金・給与連携といった労務全般の業務を行いながら、人事システムのグローバル移管などを経験し、ローテーションにより現在の部署へ異動しました。現在はSGCの採用人材開発部グループ採用課で、多種多様な事業領域を持つソニーの、領域を超えたシナジーを生みだし、グループ全体での採用ブランディングに繋げる施策を行っています。具体的には、グループ会社約18社が集まり合同で行う新卒採用イベント(Discover Sony on LiveやSony Group Career Forum)や、内定者イベントの企画運営をリードしたり、皆さんに今読んでいただいているソニーのオウンドメディアであるDiscover Sonyを運営したりしています。

MY PASSION <迷った時は「一番難しい選択」をする>
── 理系から人事を志望されたのには、どのような背景があったのでしょうか。
学部卒で就職せずに、大学院に進んでラオスの農業の研究を続けるつもりだったのですが、ちょうどコロナ禍でなかなか身動きがとりづらい時期でもあり、海外のフィールドでの研究を続けることが難しい状況でした。
元々、大学時代は海外での留学やプロジェクト・趣味でもアフリカに一人旅をするなど飛び回ることが好きで、環境を変えて視野を広げること、多様な人と関わることを大事にしてきました。そこで、(海外での研究が難しくなったこともあり)一度社会に出て働く経験を積むことで、今後のやりたいことが広がるかもしれない、と思ったことから就職の道を選びました。
就職を考え始めた頃は、理系学生ということもあり、理系の職種ばかり見ていたのですが、私は昔から人に何かを教えたり、自分でも学ぶことが好きで、学校の先生になりたいと考えたこともあるくらいです。そこで、学校のみならず、広い意味で人をサポートし、成長を支援することができる人材育成という仕事に興味を持ちました。また、スタートアップ企業におけるインターンの経験からも影響を受けています。同社では組織が30人から100人へと拡大する中で、私は人材育成業務に携わっていたのですが、「組織を運営し、人を育てること」の難しさを痛感しました。こうした経験からも、難易度が高くやりがいのある「人事」のフィールドでキャリアを積もうと決意したんです。
── 困難な状況でも挑戦を続けられる行動の軸は何ですか。
「選択肢がある時は、自分にとって一番難しいものを選ぶ」と決めています。少し難しそうでも、自分が興味を持てる道を選んだ方が、結果的にチャンスや可能性が広がると考えているからです。
また、常に新しい機会を見つけ、挑戦するということは、仕事のみならずプライベートでも日々心がけていることの一つです。私は、学生時代に、コロナ禍で計画が思うように進まなくて悔しい想いをしていた時、尊敬する方に"When one door closes, another one will open"という言葉をかけていただき、今でも自分のモットーとしています。身の回りにある変化をチャンスと捉えて、大事にしていきたいと思っています。
── ちなみに、貞松さんにとって人事の「難しさ」とはどのようなところですか?
人事は人を相手にする仕事ですが、人と人とのコミュニケーションは曖昧になりやすく、科学のように「こうすればこうなる」という明確な答えや公式がありません。最初は理系的な思考とのギャップにもどかしさを感じることもありましたが、今ではこの「曖昧さ」にこそ、いくら経験しても課題が尽きない人事の面白さがあると感じています。
MY SONY <挑戦を後押しする環境>
── あらためて、貞松さんがソニーを選んだ理由を教えてください。
私がソニーに惹かれた理由は、大きく二つあります。
一つは、キャリアの軸を明確に持てる点です。私は、人事職としての専門性を高めたいという強い想いがあったため、コース別採用によって入社時から職種が確約されている採用方式は非常に魅力的でした。
そしてもう一つは、その専門性を発揮する舞台の広さと深さです。ソニーはビジネス領域が広く、かつグローバルに展開しています。日本から生まれた価値が世界中で認知され、そこにさまざまな人が関わっています。自分の専門性を武器に、そうした多様な才能が交差するダイナミックな現場を支えていきたいと思い、ソニーを選びました。
── 実際にソニーで働いてみて、どのような社風を感じていますか。
新しいチャレンジに対して非常に積極的な会社です。現在、兼務している人材開発課では「SONY STEAM GIRLS EXPERIENCE」という理工系女子学生を対象にした奨学金支援・次世代STEAM GIRLS育成プログラムを担当していますが、これも私自身が上司に希望を出して参画しました。私自身が地方の理工系理系女子学生だったこともあり、同じような境遇の方々にもチャンスや情報を届けたいという強い想いがあったからです。ソニーには、このように自ら手を挙げることが推奨され、失敗を恐れずに新しいことをやってみようという文化が根付いていると感じます。

MY FUTURE <他人と比べず、「プラス1」の行動を>
── 今後、ソニーで挑戦していきたいことを教えてください。
人事として経験の幅を広げ、ビジネス全体に積極的に貢献できる力をつけていきたいです。現在は自らのスキルアップの一環としてUSCPA(米国公認会計士)の勉強などもしていますが、そうやって周辺知識や経験の幅を広げることで、ソニーで働く多様な方々に新しい価値を提供できるサポートをしていきたいと考えています。
── 最後に、貞松さんが新しいことに挑戦する際に大切にされていることを教えてください。
新しいことを始める時、私は環境づくりが大切かなと思います。同じ目標を持つ仲間とつながり、情報交換をすることで、一歩を踏み出しやすくなると感じているからです。私自身も社内でAIの勉強会をしたり、社外の朝活や勉強会に参加したりと、さまざまなコミュニティに身を置くことで視野やつながりを広げてきました。ソニーには自主的にコミュニティをつくり挑戦できる文化があり、その点も大きな魅力だと感じています。

<編集部のDiscover>
貞松さんの「何事にも挑戦をしていく」という姿に感銘を受け、とても印象に残りました。人生の岐路に立った時、難しい方を選択するというのは誰にでもできることではないですが、過去の選択一つ一つが今の貞松さんを作っているのだと感じます。
インタビューでおっしゃっていた通り、私も常に成長していけるようにさまざまなことに積極的に挑戦していける人でありたいなと強く思いました。
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